高卒で入って1佐(大佐)以上に昇任するコースは 代表的なもので三つあります。 1:高卒で2士として入隊し、曹昇任試験を受け曹に、 その後部内幹部を受け3尉に、その後幹部候補生課程の 成績などで指揮幕僚課程に入れれば、1佐(大佐) への道が生まれます。 現にそのような方が何人かいらっしゃいますが、非常に狭き門です。 1佐全員の中で恐らく1~2人ぐらいでしょう。 2:高卒で一般(または飛行・技術・薬剤・医科歯科) 幹部候補生採用試験に合格。幹部候補生課程に入り 幹部に任官し、その後指揮幕僚課程に入り、1佐(大佐) への道が生まれます。 一般幹部候補生は一般大学卒業者だけが受験対象と考えられ がちですが、受験資格は「大卒程度の学力を有する者」となっているので、 大卒者でなくても(=大学中退、高卒、中卒)でも受験資格はあります。 海上自衛隊では、少年術科学校に入学(中卒で入隊)、通信制で高校・ 大学の勉強を学び、一般幹部候補生試験に合格、海将補まで昇任した 実例があります。 3:高校卒業後、航空学生として海上自衛隊、航空自衛隊に入隊し、 パイロットとして幹部任官、その後指揮幕僚課程に入り1佐へ昇任する。 しかしこれも1佐になれるのは航空学生数期に一人ぐらいの割合の 狭き門です。 結果として高卒でVIPと呼ばれる1佐以上になれるのは、非常に 狭き門です。将官になれるのはさらに低い確率です。偉くなりたければ 防衛大学校に入ることが必須でしょう。
なるほど:1
可能です。 自衛隊のエリートは「一選抜」と呼ばれ、様々な昇任試験を一回でクリアしていく人達です。 パイロットや深海ダイバー、空挺や特殊部隊は自衛隊的な意味では「エリート」ではありません。 内規上、高卒から統幕議長まで成り上がる事は出来ます。ついでに2士採用の海士が自衛艦隊司令官にまで成り上がった例もあります。防大卒ではありません。 また、高卒からでも最終階級は将まで行けないこともありません。 あと、自衛官に限らず公務員は「号俸」で給与が決まります。学歴も無関係ではありませんが、何歳で入隊しても「初号俸」です。 また、ボーナスは現在は年二回、合計4ヶ月分になります。
< 質問に関する求人 >
自衛隊(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る