行政書士試験に詳しい方、お願いします。 年明けから勉強を始めて、来年度の試験を受験しようと思うのですが、独学での合格は…

Question

行政書士試験に詳しい方、お願いします。
年明けから勉強を始めて、来年度の試験を受験しようと思うのですが、独学での合格は難しいでしょうか？
昨年は宅建に合格しました。その際、得意分野は民法でしたが有利に働きますか？
勉強法やオススメのテキストなどあれば嬉しいです。

補足

皆様、御回答ありがとうございます。
行政書士の資格は実際就職に使えますか？
今から失礼な事を言います。気を悪くされたらすみません。
持っていたら自慢出来るからというモチベーションだけでは難しいでしょうか？
宅建で皆から羨望の眼差しで見られたので行政書士までいけば…という下らないキッカケなんです…

Answer 1

行政書士資格取得者です。

>年明けから勉強を始めて、来年度の試験を受験しようと思うのですが、独学での合格は難しいでしょうか？

宅建で民法が得意分野なのでしたら、比較的有利に働くと思います。
ただ、行政書士試験は最近、難化傾向にありますし、合格率は行政書士の方が低いです。
また、宅建の場合、法律資格の登竜門という意味もあり、『多くの人が記念受験である』という側面もございますので、実際の合格率は高めであると考える方が多いようです。(これは行政書士にも言えますが・・・。)

従って、民法以外のものも現在の民法以上の実力になるようしっかり勉強しなければなりません。
特に、行政書士試験では、民法と並んで、よく出題される行政法ですが、これは少し特殊な法律で、慣れるまで少ししんどいです。(私は個人的に好きなのですが)
加えて、憲法・行政法共に判例よりの出題が多いので、宅建の法律科目と比べると少しレベルが高くなります。

民法がお得意ならば、独学も大丈夫ではなかろうか？とは思いますが、個人的には講座の受講をお勧めします。
スクールの講座を受講する方がよい理由に関しましては、こちらをご覧頂けますと幸いです。
http://salada777.blog39.fc2.com/blog-entry-67.html

行政書士講座で定評があるのは、ＬＥＣ・大原・ユーキャンです。
資格の大原
http://kaigyoushienn.web.fc2.com/oohara.html
LEC
http://kaigyoushienn.web.fc2.com/lec.html
ユーキャン 行政書士
http://kaigyoushienn.web.fc2.com/yu-kyann.html

個人的には、大原・ＬＥＣがおすすめです。
私が少しお世話になったのは、大原です。
講座も充実してますし、基本からしっかり教えてくれますし口コミでも評価は高いです(口コミよりもご自身に合うか合わないかを重視すべきではありますが。)
ＬＥＣがお勧めの理由は、法律系資格については司法試験を始め実績があるためです。

その他テキスト等に関しては、よく私にも直接質問がありますので、こちらにまとめてあります。
http://salada777.blog39.fc2.com/blog-entry-73.html
実際に私が一定期間使用したものや、友人が使用しておりすすめられたものを列挙しました。

以上、参考になれば幸いです。

◆補足について

世の中、『勝手に役立つ資格』というものは、本当にごく一部に限られます。
一部難関資格か、その業界で不可欠とされる資格か、現在その業界が売り手市場で有資格者が足りない市場か。
このいずれかに該当する場合に限られます。

就職に役立つか？と聞かれると回答は『役に立ちません』と回答せざるを得ません。
これは宅建も、医療事務も、簿記も、社労士も、です。
資格は、自分で工夫し、役立てるものですから。

自慢できるはモチベーションになりますが、資格を取得しても何の利益にもつながりませんのでおすすめしません。
私も、確かに、周りからは『凄い』等の目で見られる事がありますが、こんな事社交辞令だ！と考えて流しております。
うらやまれるだけでは、食っていけませんから。
ちなみに、私は必要があったのでこの取得し、現在この資格があることで、これが利益につながっております。
従って、個人的には取得して役に立った資格であると実感があります。

Answer 2

宅建・行政・マン管を持ってます。

独学なら、市販の過去問を買って、
繰り返し解くことになりますが、
それだと160点台どまりで、
合格点の180点には届きません。

民法が得意なら、
行政も有利だと思います。

ただ、記述式があるので、条文など、
より正確な知識が必要です。
また、判例からも出題されます。

私は最初独学で、
途中から通信のフォーサイトに切り替えました。

教材は不足している分もあるので、
行政用の判例集は自分で買いましたが、
講義は分りやすく、質問などの対応も丁寧でした。

Answer 3

両方の資格を持っております。

私は、宅建⇒行政書士⇒ビジネス実務法務2級の順に取得しました。

宅建の勉強をする際、民法はかなり深い部分まで突っ込んで勉強しましたので、行政書士試験の民法に関しては、さらっと流す程度で済みました。

行政書士の法令分野は、憲法・民法・行政法理論・行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法・国家賠償法・地方自治法・商法・基礎法学及び行政書士の業務に関し必要な知法令等と広範囲に及びますが、民法の出題は、択一式で9題，記述式問題で3題中2題程度出題され、合計300点満点中76点、実に25％が民法ですので、宅建で民法をある程度押さえているのなら、勉強時間は20%程度軽減されると考えて良いと思います。

お薦めのテキスト・勉強方法ですが、私は、独学なら、ユーキャンの行政書士通信講座が良いと思います。

初心者でも分かるように親切に解説されており、54,000円で教育訓練給付金にも対応しています。

ガイドブックを十分に読み信じて勉強すればＤＶＤは無くても合格できます。

http://www.u-can.co.jp/course/data/in_html/73/bbt7/special.html

なお、この資格は昨今合格率が非常に低い難関資格となっていますが、テキストと問題集を信じて、最後までしっかりと勉強を続けることが合格の近道です。来年の試験まで、ちょうど1年ありますので、今から勉強を始められるというのが良いと思います。

以上、要点のみですが、ご参考までに。