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公共職業訓練校と専門学校の違いって何なんでしょうか?調べても分からないので教えて下さい……
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公共職業訓練校とは、職業能力開発促進法という法律により設置されている「職業能力開発機関」です。 ただ、公共職業訓練校と一口に言っても、「普通課程」といういわゆる普通の職業訓練校は、離転職者対象の短期間の訓練を行う機関であるのに対し、 「専門課程」という2年間の職業能力開発短期大学校(及び職業能力開発大学校の1・2年次)は、高校新規学卒者を対象とした公共職業訓練校であり、事実上ほとんど教育機関と変わらないと言っても過言ではありません。 さらに高度な内容の「応用課程」が職業能力開発大学校の3年・4年次にあたり、さらに高度な内容が「長期課程」という職業能力開発総合大学校になります。もうこうなると、教育機関と全く見分けがつかないということになります。 一方、専門学校とは、学校教育法により設置されているバリバリの教育機関ですが、位置づけは、職業能力や生活能力を育成する実践教育機関であり、実態は逆に職業能力開発機関にかなり近いと言ってもよいでしょう。 学校教育法に基づき設置されている学校だけが、「学歴」になる学校であり、高校卒業後、「普通の」公共職業訓練校に通っても、最終学歴は高校のまま、初任給も高卒程度適用です。 専門学校に行けば、最終学歴は「専門学校」になり、「専門士」という称号を名乗ることができます。また、就職時の初任給は短大と同じです。 ただし、職業能力開発大学校卒業ですと、「学歴」にはなりませんが、人事院勧告及び労働政策と企業側の慣行により、就職の際には大学卒の応募条件の求人にエントリーすることができ、初任給も大卒と同じになります。 また、職業能力開発総合大学校の場合は、詳細は省きますが特殊な扱いにより、大学卒業者にのみ与えられる「学士」の学位が授与されます。
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