解決済み
地方の公共職業安定所(ハローワーク)で働きたいのですが、 国Ⅱの試験を受けて地方の労働局に採用されればいいのですか?あと、疑問に思うのは労働基準監督官や労働基準監督署とは別物なのでしょうか? 少し曖昧なので詳しい説明をもらえたら嬉しいです。
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現行の国家Ⅱ種試験の全体の流れは、例外を除いて「筆記試験→官庁訪問→国家Ⅱ種面接→希望官庁での採用面接」の順番に行われます。 官庁訪問は実質的にはほとんど面接のようなもので、筆記試験を通過した人が、ご自分の筆記試験受験ブロックの希望官庁にアポイントをとり、面接のようなものを受けることを言います。これは官庁によっては何度も行われます。官庁訪問の際に労働局を回られて、採用面接に合格すれば、労働局で勤務できます。ただし、官庁訪問後に行われる国家Ⅱ種面接で不合格であれば、いくら労働局に来てほしいと官庁訪問時に言われていても、採用されることはありません。このあたりのシステムは少しややこしくなっています。この流れは人事院のホームページでより詳しい解説が記載されているので、一度確認されることをおすすめします。 なお、国家Ⅰ種、国家Ⅱ種試験は24年度から総合職、一般職試験のような試験枠に制度改変します。このあたりのことに関しましても、人事院のホームページや説明会などできちんと確認されることをおすすめします。 あと、労働基準監督官は労働基準監督官採用試験を別途受けて採用される専門職の公務員です。採用されれば、労働局または労働基準監督署、本省の厚生労働省などで勤務することになります。本省や全国勤務などは採用されて数年後に選択することができます。労働基準監督官は公安系に多少似ており、逮捕権なども有しています。雇用情勢の悪化とともに年々、需要が高まっている仕事でもあります。試験倍率は若干高めで、一次の筆記に労働法、労働事情などを問う記述試験が設けられています。試験日に関しては、同じく専門職である国税専門官と同日に行われ、国家Ⅱ種とは別日程なので、併願が可能です。こちらは面接回数は一度だけです。労働局の職員と一緒に仕事をすることもありますが、基本的には別物です。出世はちょっと早く、労働監督署の署長には監督官がなります。 労働局勤務の場合、ご自分の試験ブロック内での転勤、労働基準監督官は全国転勤の可能性が高いです。労働局はもしかすると将来的には地方自治体に移管され、地方行政とより密接に関わっていく可能性があります。いわゆる、国の出先機関の原則廃止の流れです。 目指されるつもりなら、がんばってください。いずれも、国民の生活に密接にかかわる行政であり、やりがいは非常に大きいものです。
なるほど:1
こんちにちは 労働基準監督官は別の試験です。 ハローワーク、監督署の事務官は同じ採用です。
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