就活を始めた大学3年のものですが、高校時代にわけあって２年遅れて、１年浪人したんで３年遅れです。大変厳しい状況なのはよく…

Question

就活を始めた大学3年のものですが、高校時代にわけあって２年遅れて、１年浪人したんで３年遅れです。大変厳しい状況なのはよく分かっているのですが、業界はメーカー希望です。大学は某関関同立文系です。ただでさえ不況で厳しいのに、こんなハンデがあるのでよほどブラック企業でもない限りどこでもいいつもりで頑張ろうと思っています。 そこでお聞きしたいんですが、やはり中小企業の方が大手よりは可能性があるでしょうか？それとも採用人数の多い大手の方がまだあるでしょうか？みなさんのご意見お聞かせください。

Answer 1

「どこでもいいつもりで・・・」と、前向きのご決意が感じられるのはいいですが、
気になることが２，３点あります。

これは、おそらく応募した企業の人事担当者も感じることだと思われます。

まず、「わけあって・・・３年遅れ」とありますが、自己PR等で、
「わけ」を明確にしていないと、即ボツ（不採用）の可能性あります。

以前（高度成長期、バブル期）は、ポテンシャル採用と言って、
応募者の出身大学名などの要件から推測される潜在能力を信じて、
少々の「ワケ有り」人材であっても、入社後の社内教育で
何とか育ててやろう・・・という余裕が企業には、ありました。

ところが最近は、大学名などによる「ポテンシャル採用」が少なくなり、
応募者の人物そのものが重要視されてきています（「人物採用」）。

◇学生時代に何をし、どんなことに興味を持ったか、・・・

◇ゼミなどで、困ったこと、課題等に対して、どのようなどのような取り組みを行ったのか、・・・

◇我が社に対して、どれだけ調査しているか、我が社に何を期待しているのか、・・・

◇我が社に入ったら、何をしたいのか、・・・

というようなことを、会社の人事担当者は、チェックしています。

従って、応募書類には、さりげなく、あるいは堂々と、上記のことを盛り込む必要があります。

もちろん、ブランクのことも明確に理由を述べている方が良いです。

「遅れがハンデ」とありますが、必ずしもそうとは言えません。

◇「親族の介護で勉強に使える時間が自由に取れなくなってしまった・・」

◇「バイトの仕事に夢中になり、自分の新たな可能性に目覚めた・・・」

などの止むを得ない、または積極的な理由があれば、ハンデにはならないと思います。

自分には真っ当な理由が無いと言うなら、たった今から理由を作ってしまえばいいのです。
（ただし、真っ赤なウソはだめ）

たとえば、

◇「祖母が認知症になり、介護を必要としましたが、
身内で誰も介護希望者がいなかったために、
学生である自分が進んで介護を引き受けて、その結果、
授業に行ける時間がとれなくなったのですが、
祖母の介護を行ううちに、最初は苦痛であったことが、
次第に祖母に対する感謝の気持ちが芽生えてきて、
留年はしましたが、学業のブランク以上のものを得ることができました・・・」

◇「ピーター・ドラッカーの経営学にのめり込み、バイト先で実践してみたところ、
リーダーに抜擢されて、バイトが忙しくなってしまった・・・」

◇「ケインズ理論に夢中になり、深く研究してみたくなった・・・」
（これがウソであっても、たった今から研究し、誰よりも詳しくなり、
企業の面接までにケインズについて語れるぐらいになる。）

◇「学業よりもインターネットを用いたマーケティングに精通し、
バイト先で指導ができるほどの自信がある・・・」
（たった今から、インターネットマーケティングについて調べ上げ、
バイト先で話してみる。・・・）

など積極的な理由を履歴書や自己PRで訴えれば、
決して留年やブランクがマイナスにはなりません。

それから、大企業か中小かの件です。

採用人数にこだわっておられますが、大企業もポテンシャル採用をしなくなっているため、

上記に書いたことをクリアしなければ、大企業も中小企業も採用人数は関係ありません。

要は、応募してきた学生を「この学生、欲しい」と思われるか、そうでないかなのです。

最近の就職氷河期と言われる時代にあっても、新卒者の応募は大手に集中し、

中小企業への応募者は少ないそうです。

昔からそうなのですが、学生は、TVコマーシャルでしか企業を知らないために、
どうしてもそうなりがちではあるのですが、名前が浸透していなくても、
素晴しい業績を上げている企業は、たくさんあります。

もっと、中小企業のことも調べてみては、どうでしょうか？

正社員募集の求人サイトはご覧になったことはありますか？

新卒者もたくさん募集しています。

ネームバリューで会社を選ぶよりも、業務内容、仕事内容、
自分がやりたいことは何かをハッキリさせてみては、如何でしょうか。

「百年に一度の大不況」、「就職氷河期」・・・などと言われますが、
現代は、産業革命以降最大の発明「インターネット」という最高の武器があります。

インターネットを使って、企業概要、社歴、財務状況、募集要項、どんな人物を望んでいるか？

関連会社にはどんな企業があるか？

派遣会社にはどんな会社があるか？

文系出身でも希望のIT企業に入れるのか？

ほぼ無料で、何でも調べることができます。何十社でも応募ができます。

むしろ、就活するには最高の時代なのです。

長くなりましたが、大事なので何度も言います。

「遅れ」はハンデでありません。

大事なのは、積極的な理由付けです。

どうぞ「採用通知」を勝ち取るまで頑張ってください。

Answer 2

＊未経験者歓迎
＊学歴・資格不問
＊若手社員活躍中

ブラック企業の典型的な募集内容です。

離職率が高く、若い人ばかりになるんですね。

サービス残業・休日出勤あり、交通費が最安値しか支給されないなど。

参考にしていただければと思います。

Answer 3

就活は縁のものです。大手、中小に関係なく興味のある
企業は果敢に挑戦されることをお薦めします。
大手を最初からあきらめて中小に絞って就活をした息子は
採用人数の少なさと応募人数の多さに愕然としていました
３年のハンデはキツイかもしれませんが、積極的に頑張って
ともかく諦めないこと、息子も入社確約書を出した企業から
内定をいただいたのは９がつ上旬でした。
良い結果が得られることを、祈っています。