内定通知書の効力について

Question

内定通知書の効力について現在、無職の私が転職活動を行っており、ある会社から内定をいただきました。
内定通知書をいただきましたが、以下、おおまかな内容です。

１．所属部署、役職
２．給与
３．その他
単身赴任期間は概ね２年を限度とする

と記載されておりました。
現在、私は家族と生活しておりますが、自宅から通勤できる会社の募集がまったくなく、全国規模で就職活動をしておりました。
そこで、ある会社から内定をいただきました。その会社は、単身赴任は精神衛生上、あまり好ましくないとの考えで、私も面接の中でも、２年後くらいには、検討する。と言いました。しかしながら、内定通知書にあらためて記載されると、妻は可能といいますが、２年後に何が起きるかわからないし、２年後のことを今から約束させられても・・・というのが本音です。求職者の弱いところで、調子よく２年後にはそのようにします。と答えましたが・・・・。

そこで、質問です。万が一２年後に単身赴任が解消されなかった場合、内定通知書を盾にとり、何かしらのペナルティー（解雇など）を課されることは、合法なのでしょうか。
また、労働契約書を結んだ場合は、なおさら厳しい状況になるのでしょうか。
それとも、あのときは、そのように約束したけど、２年もたてば状況がかわり、もうしばらくは単身でお願いします。という言い訳が
通用するのでしょうか（それが合法的なのでしょうか）。

Answer 1

雇用契約書に、単身赴任がどうの…と、その様な表示、説明が有りますか？ その様な契約文章等は、存在しないと思います。全国規模の企業に勤務するのは、素晴らしい事です。
しかし、即座に、単身赴任になるという物でも有りませんし、かといって、全てが通勤可能範囲かというと、その保証は何も有りません。そもそも、全国規模の企業に応募なさったのですから、その位の覚悟は、必要かと思います。私は、全国規模、というか、世界に手を広げている企業に就業していましたが、さすがに、海外までの声は掛かりませんでしたが、遠い地に、単身赴任もしました。当初の約束は4年でしたが、結局は、6年間の単身赴任でした。全て、自炊生活で、毎日の帰宅も10時近くにもなる、その様な勤務でしたが、クリアーして来ました。
毎月か、2か月に一度は、本社で会議等が有りましたので、その際には、公の出張として、実家への帰宅もしましたが、頻度はその程度でした。
単身赴任が絶対に、お気に召さないのでしたら、即座に、採用の内定を辞退して下さい。やはり、採用される側としても、その位の覚悟をしないでの求職には、問題あり…と、思いますが、若しかすると、あなたとは、その観点が異なるかもしれません。しかし、仕事という物は、その位の覚悟が必要だという事を、もう一度、お考えになって下さい。単身赴任の期間の延長なんて、有って当たり前です。
もう一度、良くお考えの上、採用に応じるかどうか、ご判断下さい。