今の教員採用試験(小 中 高)は税理士 司法試験 国会試験１種等なみに難しいのですか??

Question

今の教員採用試験(小 中 高)は税理士 司法試験 国会試験１種等なみに難しいのですか??

Answer 1

試験の内容も実施方法もまったく違うので、比べること自体無理があるという気もしないでもないですが、強いて比べると。。。

小学校教諭は、ここ数年は団塊の世代の大量退職で採用が増えている一方で、モンスターペアレンツだ学級崩壊だと仕事の厳しさがマスコミなどで喧伝され、さらに少子化の影響もあり受験者が減少しているため、倍率がかなり下がっています。自治体にもよりますが、２倍前後まで下がってきており、質の低下が懸念される状況になりつつあります。

一方で中学校・高校は、小学校ほど採用が増えていないうえ、希望者も多いので依然として高倍率です。とくに、社会、芸術などは希望者が多く、競争率１０倍以上のところもあります（数年前までは５０倍～１００倍も珍しくありませんでした）

小中高いずれにしても、近年の採用試験では模擬授業や面接などを重視する傾向にあり、机に向かって勉強するだけでは合格できない試験です。その点では、ペーパーテストが全ての税理士試験や司法試験とは性格が異なると思います。ペーパーテストの内容は、教員の場合は専門教養（中高の場合、担当の教科の内容）、教職教養（教育学や教育関連法令など）、一般教養などです。

とはいえ、やはり司法試験は国家試験の最難関と言われますから、いくら教員採用試験の倍率が上がったといっても、司法試験より難しいということは無いでしょう。

Answer 2

現職教員です。3年前に受験しました。

まず、比べることが出来ないでしょう。当然のことながら。
理由は既に下の方が述べられているとおり。
また、受ける人たちも違います。
教員志望の方はがんばって教育に関することを覚えようとするでしょうが、
私は法律を読んでもさっぱりです。
税理士他を目指している人についても、逆のことが言えるのではないでしょうか。