今年度の公務員試験を受験したものです。つい先日複数合格、内定を勝ち取りました。 試験科目のことはある程度ご存知かと思いますが、教養試験は範囲が広く、国立大学出身者以外のセンター試験を経験していない人にとってハンデがあるばかりか、数的推理・判断推理・文章理解など若干得意、不得意の出やすい試験科目も含んでいます。また、範囲が広いため、運の要素も必要です。 それに比べ、専門試験は法律関係、経済関係など勉強すればほぼ確実に結果が出る上に、科目が教養試験のものとかぶっており、教養試験で出題される憲法問題などはほぼ間違いません。専門試験用の勉強はするに越したことはないです。 私の経験談ですが、今年こそいくつも合格を勝ち取りましたが、初受験の昨年は国家2種は筆記すら通りませんでした。教養のみの市役所も落ち、地方上級は筆記は通過しましたが、最終面接で落ちました。いくつも内定を勝ち取った今年とは比較にならない結果でした。公務員試験は場合によっては長い戦いです。面接なれするため、可能性を広げるためにも複数受験はした方が絶対にいいです。去年の経験がなければ今年合格してなかったとも言えます。 これから公務員試験を受けるにあたって私が感じた厳しさを念のため、説明しておきます。昨年あたりから不景気の影響で受験者数がかなり増えていること、今年は民主党の政策で急遽国家公務員の採用人数が予定より削減されたこと、これからも削減傾向が進むこと、公務員試験問題自体が難化傾向にあること。公務員制度改革が進んでおり、24年度から国家公務員の採用方法が変わるので、地方も影響を受けるかもしれないこと。これらの要因により公務員試験はますます難易度が増しています。いや、増していきます。また仮に筆記が通ったところで、人物重視傾向が増しており、面接回数が多いです。安定のみを目指している人などはかなりの確率ではねられます。 私もだいぶ家族に心配をかけました。ご家族とご相談の上、覚悟して受験してください。意志があれば道は通じると思いますが、市役所のみで民間も国家公務員も受けないのはリスクが大きすぎると思います。 ちなみに、食いっぱぐれることはないでしょうが、公務員の給料はかなりの勢いで低下しており、私たち若手が4、50になるころには今みたいに「給料が高すぎる」と叩かれるほどはもらえないと思います。人員削減で仕事も厳しいそうです。説明会に行けば、公務員の現実を知ると思います。まだ大学生で、民間も目指す気があるなら、そちらも考えたほうがいいとは思います。公務員としてやりたいことがあるなら、是非公務員になってください。 厳しいことばかり言いましたが、私の実体験です。説明会などに積極的に顔を出して、モチベーションを上げて、就職活動をがんばってください。長々と書きましたが、頑張ってください。1人でも志のある公務員が増えて、一緒に少しでも世の中をよくできればうれしいです。応援してます。
なるほど:4
確率的にはいろいろ受けた方がいいですが、どうしてもそこの市役所がいいって言うんだったら 教養科目のみでいいでしょ。 保険をかけたいというのであれば 教養科目と専門科目がかぶっている分野、 憲法、経済、財政学、政治学、行政学、国際関係あたりを 勉強してみるのも一つの手です。
なるほど:3
一括りに公務員といっても市役所と国Ⅱや地方上級(都道府県)では全く役割が異なります。一生の仕事として市役所で(地元)地域のために貢献したいのであれば望んでいない職種のために下手に手を広げる必要はありません。仮に国Ⅱや都道府県に合格しても仕事に就いてから後悔します。逆に単に「公務員」になりたいだけであれば色々受験するのも手でしょう。ただそれは「会社員になりたい」と言っているようなもの。何の仕事をしたいのかという前提が置き去りにされています。私の周囲ではそのような人は総じて使えない職員と化しています。
なるほど:2
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