解決済み
日商簿記1級について日商簿記1級を取得するために勉強をしている方、あるいは取得した方に質問です。 なぜ日商簿記1級を取得するのでしょう? 1級と2級とではかなり差があると思います。それでも取ろうと思った理由を教えてください。 税理士や会計士になるためなどの資格的なことではなく、簿記を極めた理由を教えていただきたいです。 (簿記を学ぶ楽しさ、面白さなどを具体的に)
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日商簿記を合格した者です。 私は元々商業高校創業後、大原簿記の専門課程で 合格しました。 2級合格は卒業基準ということもありましたが、 簿記を学ぶことにより、社会との結びつきが多いことに 気が付きます。しかしそれは、1級を学習しないとわからない ことがあります。 例えば、経営コンサルタント会社で、経営分析をすると 原価計算が必要となります。 上場会社の株式を購入しよう、または購入した場合に 株主総会などに参加したり、日本経済新聞を読むよう になると会計学、経済学、経営学、税制、財政のこと も知るための基礎として簿記は有効な資格です。 私がまだ社会人のころは、経理をしていても、まだ、ソロバン や電卓、でも今はパソコンです。 しかし、簿記はいつの時代でもいくら電算化しても、 簿記の知識は生きていきます。 2級までの範囲では、そのようなことは、余り考えないと 思います。 しかし、今我が国の貸借対照表の負債にある国債残高 は財務省のHPを見れば、一般会計と特別会計を合算 したバランスシートが見えます。 そこには、国債の他、国がどのような資産を保有し、どれ だけの負債があるのかを読みとる知識の原点は簿記でも 1級の知識がないとわからないと思います。 その事により政治家、官僚の方々が正しいのか否かを 自分の目で確かめることができる。 つまり、1級は資格試験の前に会計という学問の知識 を植えるための出発点です。 それが、わかることにより、国、都道府県、市町村 特殊法人、一般企業、個人の家計まで理解できる ようになるのではないでしょうか? また、語学が堪能なら諸外国の政府や企業も 情報を得ることになり、国内企業が海外に投資や融資 をする場合にも参考資料を得るにも最初の基本が 1級の学習だと思います。 必ずしも税理士、会計士、中小企業診断士、FP などの資格と同じように、その社会的な基礎に沿って いる学問と思います。 長い文章で失礼しました。
なるほど:1
皆さんすごいな~。 理由があって・・・ 私は、流れのまま受けて合格したという感じです^^; 最初は二級をとりたくて大原を志望したのですが、高校在学中に二級に受かってしまったので、そのまま進んだら、簿記にどっぷりはまってしまってその先に日商一級合格がついてきたという感じです。 普通高校で、日商二級をとった時にはすごいねと言われたのですが、いざ入学してみると日商一級と周りのレベルが高く呆然としました。 一級を入学後2ヶ月でとろうなんて無謀(?)なのに、平気でついていって、しまいには合格する隣の席の人・・・。 同級生の半数以上が商業科の人で、しかも簿記の全国大会の話題なんかでていて・・・ 私にとっては全国大会って何?という感じです。 でも、その人たちも「キツイ」というほどのハードな授業を皆で耐え、団結していったと思います。 教えあって、励ましあえたからこそ楽しく取れたと思います。 簿記は、やればやるほど面白くなっていきます。財務諸表など、一見難しそうですが、一つ一つの基礎をこなしていけばかならず解けます。 簿記を解いていて一番気持ちがいいのは、膨大な量の決算修正事項をまとめて、貸借対照表と損益計算書の利益が一致した瞬間ではないでしょうか・・・? もちろん、両方外れで一致ということもあるのですが、そんなの二の次で気持ちいいです。 また、朝から夕方まで簿記の授業を受けて、夕休み40分のあと、同級生の最終列車の時間30分前まで授業が続いて、近所の生徒は22時~午前様くらいまでという、とんでもない生活を毎日やっていくと、面白さが出てきます。 マラソンランナーと同じですw 脳内麻薬が出てきますよ^^
私は皆さんのような立派な動機はありません。 正直に言うと、日商2級なら持っている人がたくさんいるし、自分も一発で合格できるレベル(もちろんそれなりに勉強はしましたが)なので、意味が無いと思いました。 やるなら、人から「すごいね」と言われるところまでやりたいというか…自己満足です。 ですから、仕事に生かそうとか、一流企業の財務諸表を分析しようとか、ほとんど思いませんでした。 何かあった時に少しは就職に有利かなとは思いましたが、今はそんな気はほとんどありません。肩書きとして大事にしているだけです。(簿記は生き物ですから、携わっていないと実態が伴わない) 取得時は中小企業の経理でしたが、はっきり言って簿記一級が活きたとは思っていません。 同僚に財務諸表読めるんだから株やりなよ、と誘われましたが(笑)断りました。 私は一級は持っていますが極めていないので何とも言えませんが、簿記の勉強自体は楽しかったので続けたと思います。 特に工業簿記・原価計算の分野がパズル的で楽しかったですね。商簿・会計学は本当に苦手で、最終的には勉強も苦痛になりかけていましたが。今でも、仕事にするなら原価計算がしたい!と思っています。
1級の勉強をしている時、パート勤務していた税理士事務所で、上司が 担当している会社の決算書を見る機会があったんです。 それを見た瞬間、血の気が引きました。 赤字の会社の決算書はそれまでも見たことはあったんですけど、数字を見 た瞬間、その会社だけは、 「この会社あと何ヶ月かで倒産するな」 と思ったんです。 胃がキリキリ痛みました。 上司に「この会社大変なことになりそうですね」と言ったんですけど、「そう?」 と返され、それ以上何も言うことはできず、2ヶ月経ちました。 2ヶ月経ったある日、その会社が不渡りを出して金融機関に融資を申し込ん でいるという情報が入りました。 その後はあれよあれよという間に倒産しました。 上司は倒産してからやっと、ことの重大さに気付いたようでした。 私はパートという立場だったので何もできませんでしたが、その会社の経営者 や税理士事務所の担当者である上司が、もっと管理会計を学んでいたら、 倒産は免れたかもしれません。 試算表を見れば兆候はもっと早くから出ていたでしょうから。 異変に気付いて、原価計算をきちんとして、経営を圧迫している原因を取り 除いていれば・・・と思ってしまいます。 私は転職のためと思って1級を取得しましたが、もし転職に役立たなくても、 勉強しておいて損はなかったかなと思います。
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