解決済み
輸出入、通関に関しまして質問です。4年ほど貿易してますが、通関を今一分かっていません。 混載便 CFSで船で荷物を輸出する場合、通関はどこで、いつされていますか? 通関とは、基本書類上のだけの処理ですよね? CFS倉庫に入庫確認が取れた場合のみ、基本通関可能なのですか? 保税倉庫の場合の考え方もご教授いただけませんか? お願いします。
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過去に通関業者に居た者です。 CFSによる混載輸送(LCL輸送といいます)の場合、通関については、実務上2つのやり方があります。 1.一旦通関業者指定の保税地域(通常、保税蔵置場)に、内国貨物(内貨)にて搬入後、その保税地域で輸出通関を切って、外貨にてCFSへ搬入。CFSにてコンテナ詰めして、船積する。:<CFS外貨搬入> 2.通関業者の指定場所を通さず、直接内貨のままCFSへ搬入。CFSにて通関を切り、以下上記同様船積する。:<CFS内貨直搬> 2のやり方の方が、通関業者の指定場所を通さない分、運送料等のコストは当然低くなります。実際、継続的な輸出の場合はこのやり方が多いでしょう。 しかし、一旦通関業者の指定場所に搬入しておけば、 ・搬入された荷物に異常があった場合等、柔軟な対応がしやすい。 ・荷印刷り込み等の荷物の手入れもしてもらいやすい。 ・船会社や向港を早急に限定されずに済む。 のように何かと「便宜」「融通」が利きます。 ただ現在は、通関業者として通関もやるが、同時に船会社としての海上輸送についても自社の責任で行う「国際一貫輸送業者」も多いようです。そこの指定場所に荷物を搬入しさえすれば、そこで通関を切ってくれるし、荷印刷込みもやってくれるし、異状時にも対応してくれるし、そこでさらにコンテナ詰めして海上輸送まで全部やってくれるわけですね。
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