教えて!しごとの先生
教えて!しごとの先生
  • 解決済み

外国語学部3年生から、弁護士になろうと思うのですが、その道のりの険しさとなるまでにかかる費用はどれほどのものなのでしょう…

外国語学部3年生から、弁護士になろうと思うのですが、その道のりの険しさとなるまでにかかる費用はどれほどのものなのでしょうか。旧帝大外国語学部に属している者ですが、弁護士の道に最近になって憧れ目指そうと考え始めました。 しかし、ロースクール、司法試験と多くの試験を控えていますので法学部以外の人間が弁護士になるのに時間・費用的にどれほど大変なのか、経験者がいらしたら話を伺いたいです。 ちなみに国家公務員の勉強もしており、公務員レベルでの法律程度なら分かります。 また、行政書士の資格も持っています。 どなたか返答お願いします。

続きを読む

484閲覧

ID非表示さん

回答(1件)

  • ベストアンサー

    未修者の方が法科大学院に進むのは、 例え合格できてもかなり過酷かと思います。 費用は私立では全部で1000万前後は見ておいた方が良いと思います。 ちなみにストレートで弁護士になれたとしても今から約7年後で(卒業が2015年)、その間は基本的に無給です。 教科書の数も膨大でまず入学時に20万弱かかりました。 行政書士の資格は有利です。院入試にも有利ですし 入学後も有利です。 ですが不利か有利かと言えば有利というレベルです。 実際に院生には行政書士の方もいますが成績は最下位付近だったりしました。 というのも院で求められている知識の深さはかなり深く 例え法律知識を多少持っていたとしても すぐに詰め込む新たな膨大な知識の中に埋もれてしまって もはやアドバンテージとはならなくなるからです。 努力している人はすごい勢いで知識を吸収します。 この事は公認会計士の方と言えど同じで、最下位付近とまでは言いませんが 上位や中位ではありませんでした。 それもそのはずで院では一日15時間勉強する人も少なくありません。 そもそも一日の授業やゼミだけで合計12時間以上の事もあります。 未修者コースと言えども8科目の教科書を熟読した事を前提に入学後の授業が始まります。 授業では学者の書いた基本書を使い、かつ基本書では足りない部分をレジュメで補足説明します。授業によっては使う本が6冊+レジュメ400ページという科目もあります。毎回持って行くだけでも大変です。 そして授業では教科書よりは判例を詳しく分析することが多いです。 最高裁の原文と第一審と控訴審の原文を調べることもあり、判例一つで約100ページの物もあります。 一回の講義で20個以上の判例を扱う事もあります。もちろん全て把握している事を前提として授業が行われます。 刑事系では一つの事件の書類として、300ページの事件記録冊子を配られたりもします。事件二つで600ページです。 院では授業やゼミが12時間以上ある日が少なくない上に土曜も祝日も授業ですので 特に未修者では授業の予習や復習、そして課題が満足に出来ない人も多いです。(授業やゼミは取り方次第ですので人によって変わりますが。) レジュメなどの書類は入学後3ヶ月で合計2000ページは越えると思います。とにかく書類の整理が大変です。 実際、法科大学院の未修者コースに入学した翌月の5月には さっそく単位認定試験の一部を受けたりしますが もちろん全て論述問題です。 そしてその際の試験範囲は 基本書約400ページ+レジュメという科目もあります。(科目数は8~10科目位かなと思います。) そしてその1ヶ月後の単位認定試験の範囲となる判例は100個を超える科目もあります。授業で扱わなかった判例を題材にメイン問題として出たりもします。他には教科書4冊約800ページ+レジュメ100ページ以上という科目もあります。 また、新司法試験より難しい問題を出す科目もあります。(さすがにこちらは授業で扱ったものから出ますがそれでも難しいですし範囲も多いです。) もちろん院によって違うでしょうが、どこも他学部純粋未修者にとって厳しい事に変わりはないかなと思います。 法学部で予備校に通っていた人(ダブルスクール生)でも留年する人が少なくないです。 ちなみに関西私立トップクラスの大学の院では その出身大学は東大、京大、早稲田、慶應などが多くを占めていますがそれでも 3年コースに入学して3年後卒業できてストレートで司法試験を受験できるのはわずかに約4割台で、 4年後に司法試験に見事最終合格出来るのはたったの6%台です。 20人のうちたったの2人も合格できません。 トップにならなければ合格できません。 せっかく法科大学院に入学して年間200万弱の高い学費を払って4年間かけて頑張っても、留年したり卒業できなかったり、そして司法試験に合格できなかったら意味がないです。 ですから未修者の方でしたらよほど覚悟して頑張らなければ、そうそう簡単にトップを3年間維持できないと思います。 体調管理も重要で、3日休めば単位認定試験を受けられなかったりします。 そして1日休めば14時間の遅れが生じると覚悟した方が良いです。 もし2日休んだとして、 それを取り戻そうとしたら一日15時間勉強したとしても一ヶ月かかります。 (もちろん単純計算ですが。) 司法試験も5日間に及ぶので5日連続で休みを取れるようにしておく必要があります。(中休みが一日あります) 試験時間も最大一日7時間とかです。 試験問題も一科目で18ページになる事もあり、全問題文は100ページ以上になる事もあります。 よって体力も重要です。 とにかく、院入学がゴールではありません。 入学後の4年間をどう過ごしていけるかです。 入学したは良いけど一年の前期で単位を落とす人もいますし、後期で落とす人もいっぱいいます。 ですから未修者の方は授業についていくだけでも大変だという事は分かっておいた方が良いかなと思います。 もちろん最後はやはり努力次第ですけどね。

    なるほど:2

< 質問に関する求人 >

弁護士(東京都)

この条件の求人をもっと見る

< 質問に関する求人 >

行政書士(東京都)

求人の検索結果を見る

もっと見る

この質問と関連する質問

    < いつもと違うしごとも見てみませんか? >

    覆面調査に関する求人(東京都)

    この条件の求人をもっと見る

    Q&A閲覧数ランキング

    カテゴリ: 資格

    転職エージェント求人数ランキング

    • 1

      続きを見る

    • 2

      続きを見る

    • 3

      続きを見る

    あわせて読みたい
    スタンバイプラスロゴ

    他の質問を探す

    答えが見つからない場合は、質問してみよう!

    Yahoo!知恵袋で質問をする

    ※Yahoo! JAPAN IDが必要です

    スタンバイ アプリでカンタン あなたにあった仕事見つかる