ものづくりにおける、工程管理の重要性を詳しく教えてください。

Question

ものづくりにおける、工程管理の重要性を詳しく教えてください。

Answer 1

重要なのはいうまでもありません。むしろ工程管理は、
ものづくりには必須と言った方がいいでしよう。
・・・不良品を出さないため。
・・・よりよい製品をつくるため。
・・・よりコストをさげられないかを考える資料として、工程管理はなくてはならないものなのです。
、
＜補足＞
町工場の歴史を知ると理解できます。
工場ができたばかりのころは、ただ製品が出来上がればいい、ということで始まります。
、
ところが思ったとおりの製品ができなかったり、不良品がでたりします。
、
①そこで、かんがえます。
どうしたらもっといい製品ができるのだろうか。
どうしたら不良品がでないようになるのだろうか、と。
、
②やがて分析するようになります。
作業のひとつひとつをノートに書きます。
その書いたひとつひとつを工程といいます。
各工程がうまくいったいるだろうか、と分析します。
、
③つぎに、全工程の流れを見て、工程の順序を変えてみたり
ここは、手作業でなくて、機械化しようとか工夫するようになりました。
、

Answer 2

工程管理をすることによって 各工程での不具合発生率（不良率）や 工程の省略化も図ることができます。またQC工程表などの文書化することによって 一端製造中止になって、10年後に復活製造なんて事になっても もう一度 同じものを製造することが可能になります。工程管理は製造現場の物流を担う側面もありますよ。工程管理者は各工程の生産性と良品率も把握しておかなければ納期に間に合わせた製造日程を組む事ができません。とくに自社の製造現場の実力を正確に把握しておかなければならないと思います。日程を組むことは大変なんですよ。時間読みを間違えれば しわ寄せは 全部 出荷検査に回りますから・・・終いには利用しなくてもいい赤帽便を利用なんてことになったりして→販売直接費・労務費の増加ってことにもなりますから・・・ 不慮のトラブルに対応できる時間を読んでおくことも大切だと思いますよ。