解決済み
産休ラッシュで職場が疲弊しております。現在の職場は女性が多くきちんと産休制度が整っており、1年近く休めるのですが、増員はなしが基本です。 当然のことながら、人数が減る分仕事量が増えます。今のご時勢女性に働きやすい職場を提供することが必要といっておりますが仕事量は変わらないので、しわ寄せが直撃します。 以前いた大手製薬メーカーは、女性社員はどんなに実力があっても結婚したら肩たたき、妊娠したら100%退職であり、制度としては産休があったのですが、実際取得している人はゼロでありました。 皆さんの職場では産休に対してどのような対策をとられているのでしょうか、参考にしたいです。
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一応会社としては産休されている方の代わりを確保するのが筋かと思います(育児・介護休業法19条1項、同規則34条)において、労働契約・労働協約・就業規則等に定めのない限り、いわゆるノーワーク・ノーペイの原則により産休で休んでいる人は無給であるはずですので(実際には育児休暇中には雇用保険から給付金がもらえます。)、産休の方の賃金はういてくるはずなんです。だからそれを利用して例えば産休の間だけ代わりに来てもらう人の給料に当てれるわけです。 なのに増員しないっていうのは産休制度が整っていると言われますが、実際には整ってないことと一緒です。増員しないしわ寄せは会社の責任でもあるので、残っている人たちの許可なしに残業が増えたりとかは絶対ダメだと思います。 ただ仕事柄色んな企業の内情を日々見ていますが、概ね産休のとれない職場が多いと思います。特に中小企業にとってみたらこんなご時世ですので、ギリギリの人数でやっているところがほとんど。お金もさることながら、代わりの人を一時的に入れるとしてもその人に仕事を教えたりする時間もないという事が多いと思います。慣れるまでには早くても1カ月、最低で3カ月を要します。では早めに来てもらって産休する前に教えたらいいのでは?という事になりますが、そうなるとその期間2倍の賃金が発生することになります。 ならば、どうせ新しい人に教えるなら、産休を取る人を辞めてもらった方がいいという考えになるようです。(子供を産むと何かにつけて遅刻早退欠勤が増えることが頭をよぎるからだそうです)日本の悪しき風習です。 ただ、参考になるかは分かりませんが、とある会社の事。産休の方ができると、産休前に大きく部署が替えを行うということがあります。それは負担は皆で分かち合おうということからきているのと、一人が1つの部署の仕事を覚えるのではなく皆が色んな部署の仕事を覚えることによって、誰もが忙しい部署のヘルプに行けるという考え方に基づいたものだそうです。もちろん営業から突然経理をしろというような大きな異動ではありません。例えば総務は経理も出来、経理は総務も出来るようにするといった感じです。もちろん部署替えだけでなく自分に出来る事は積極的にやるようにもっていってるそう。営業が経理の仕事は出来ないにしても、それ以外に掃除とか電話応対とか出来る範囲をカバーするようにしているそう。そしてその会社の大きな特徴は男の人も産休を利用出来ることです。あまり男性で産休をとる方はいらっしゃらないようですが、例えば子供が熱を出して妻の代わりに迎えに行くため早退したいといった時など利用している人もいてるようです。そして自分の仕事以外のカバーも昇給や賞与に反映させているのだとか。 増員できる余力がないなら、せめて一人抜ける負担を社員全員でカバーし、ひとりひとりの負担軽減を図ろうとしているところがいいと思いました。誰かのカバーを誰かが出来る状態であるようにすることによって、社員同士の結束力も生まれている気もします。 まだまだ改善の余地ありとその会社の社長は言っていましたが。出来ないなら出来ないなりに出来る事を見つけるスタンスは見習うところがあると勉強になりました。
なるほど:2
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