TVディレクターの現実を教えて下さい

Question

TVディレクターの現実を教えて下さいわたしはTVディレクターを目指している高校二年生の女子です。
狭き門と言われ、就職するのは本当に難しいTV業界の職なのですが、
わたしは昔からみんなが楽しめる幸せになれる番組を作ることを
夢にもってきました。すごく単純で綺麗ごとだけど絶対に叶えたい夢です。

しかし、両親や兄弟からは止めたほうがいいといつも言われます。

兄の話によると私と同様、TVディレクターを目指していた
某東京６大学を卒業した知人がTVディレクターに就職したのですが
ほとんど寝れない過酷な労働や、
親や親戚のコネだけで格上げしていく同僚、
時間に追われる毎日で上司には叩かれる。

こういう状況が一年続き、その知人はうつになって辞めたと聞きました。

このような話を聞いて少し怖くなってしまいました。
時間に追われる過酷な労働は十分覚悟していたつもりなのですが、
TV業界というのは、やはり人脈で身分が変わる世界なのでしょうか？

女子であり、親のコネなど何も無い私には
無理があるのでしょうか？

本当はあきらめたくないです

長々と文章力もない質問投稿で申し訳ないです。
ご回答よろしくお願いいたします。

Answer 1

父が民放におりました。
それはそれは忙しく、労働基準法を無視出来る業種だと思いましたよ（笑）。

でも父を支え続けた物は、『夢』です。
そんな父は、今でも勿論現役バリバリで、年齢から言えば若い方にはお邪魔な存在でしょうが、とにかく現場主義で、今でも何かを作っています。

人脈は、あるに越した事はありませんが、そんなに人脈ばかりで伸し上がれる世界でも無く、実力が物を言います。父なんか、会社に一体何人の敵がいる事か…。

ただ女性には、オススメ出来ないです。
生理が止まる女性は多いし、上に行ければ良いけれど、ドラマみたいにカッコイイ女性ディレクターなどは、現実的には殆ど居ないですよ。
足を引っ張り、引っ張られ、コネをフルに活用し、計算高くなきゃいけないし、向かってくる敵を跳ね除けられるだけの実績と強さを必要とします。

出世街道を歩きたい人は、そういう道を歩けば良いだけですが、そこに恐らく『夢』は無いと思います。
こうなれば、他の会社と同じ事です。

無い物から番組を作り、人に夢を与える…きっと民放で働く人でさえも、「ばかばかしい事言ってんじゃね～」と言うと思いますが、それが無ければ人を感動させる物なんか、作れないと思います。
私は父の仕事を、誰にも真似出来ないと思うし、それを支えたのが夢であると、強く思いますよ。

こういう言い方は申し訳ないですが、欝にかかってる場合じゃない職場です。
そういう方は、恐らく会社も願い下げでしょう。
欝で１人が会社を辞めたら、それすら気付かないか、ライバルが１人減ったぜ～くらいに思ってないと、平気で何十年も仕事出来ないと思いますよ。

夢という熱い物と一緒に、冷酷さが共存する人間の世界だと思います。