都庁キャリア採用の本音と建前 東京都のキャリア活用採用は、民間企業等経験者を対象としており、

Question

都庁キャリア採用の本音と建前

東京都のキャリア活用採用は、民間企業等経験者を対象としており、「財務」や「資金運用」や「システム」や「国際渉外」などの専門区分があります。

・質問その１
キャリア活用選考を受験する場合、大卒の人の場合は７年の職務経験が必要ですが、東京都の経験者採用の場合、建前上は民間企業以外にも、公務員歴や非正規社員歴もカウントできることになっています。しかし実際は、一部に公務員歴や非正規社員歴のある者は、形の上では受験はできても、まず採用されることはないと考えた方が良いのでしょうか？

・質問その２
例えば「財務」の区分で受験する場合でも、建前上は財務以外の職種を経験した期間がある者でも受験は可能です。財務に関する保有資格などで能力をアピールできれば、必ずしも財務の仕事ばかりを専門にやってきた人以外でも問題はないと、人事委員会の職員さんから聞いたことがあります。しかし、実際には財務と関係ない職歴がある者は、どんなに資格や知識や能力を持っていてそれを的確にアピールしても、まず採用されることはないと考えた方が良いのでしょうか？

・質問その３
新卒枠とは違ってキャリア活用採用枠というのは、採用定員がわずかしかありません。しかし新卒枠で受験できる年齢を超えてしまった者は、キャリア活用選考で受験するしかありません。この限られた少数の合格定員に仲間入りするために一番必要な要素は、実力ではなくコネだと言う人もいます。そんなことは本当にあり得るのでしょうか？

補足

ありがとうございます。受験資格となる民間等経験年数７年のうち、半分は民間企業の総務担当正社員で、残り半分は公務員や非正規雇用であり、財務に関連する資格を持っている場合でも、ほぼ採用可能性はないと考えて良いのでしょうか？

Answer 1

1、公務員経験者や非正規雇用の経験しかない人の採用は厳しいと思います。東京都のキャリア採用は公務員の職歴や雇用形態を問いませんが、多くの公務員試験のキャリア採用は民間企業で正社員として一定年の職歴がある者で、公務員経験者や非正規雇用の年数は受験資格から排除されます。また、この試験は新規採用と違い即戦力を求める試験で少数採用ですから、非正規雇用経験しかない人が即戦力になるとは思えませんし、非正規雇用は職歴とみなさないところもあります。東京都IBの面接カードには職歴のある者は記入しますが、アルバイトは職歴年数に含まないと注意書きがあります。

2、資格や知識や能力だけでは不十分です。資格や知識や能力を活かした実務経験がなければ採用されないと思います。現にその実務経験についての詳細な職務経歴書を求められます。

3、採用人数が少ないですから、求める人材のレベルは相当高いと思います。東京都クラスになれば応募者はたくさんいますから人物はもちろんのこと、資格、知識、能力、実務経験のすべてを兼ね備えた人が採用されるのだと思います。

補足について
いかせん応募者がたくさんいるにもかかわらず、採用人数は若干名です。東京都のキャリア採用は年齢制限はありませんから華麗な経歴の人はたくさんいます。正直、その経歴では100%あり得ないとは言い切れませんが厳しいと思います。

Answer 2

東京都ではありませんが、地上公務員です。
キャリア採用された同期もいます。

A1
公務員歴はあっても大丈夫でしょう。公公転職者は沢山います。
私の知人も近年東京都に公公で転職しています(行政職)。
また、非正規社員歴もあって大丈夫です。
要は、同じ枠を受験する他の受験者よりも成績が良ければいいのです。

A2
他の財務経験者よりも能力が高いことが実証できれば合格します。

A3
大きな自治体では、採用試験に国の監査が入ります。
コネ採用などというリスクの高い汚職行為を行うことはありません。
私もコネは全く無い上に悪条件でしたが合格しています。

Answer 3

東京都ではないので参考までに
１非正規は分かりかねますが、公務員間の転職は間々ある事です。実際私の同期にも地方～地方、国家～地方の方がいます。１人は新卒枠でしたがもう１人は経験者枠の技術関係職です
２あるに越した事はないでしょう。民間でも財務経験不問と書いてあっても経験者と未経験者が並べば経験者有利と取られてもおかしくないですよね？それと同じです
３私自身経験者枠でないのでノーコメント。経験者枠の同期は試験の内容は高卒程度と同じだから論文と面接重視と感じたと申しておりましたよ