30歳近くで業界未経験の人がデザイナーになることは可能ですか？

Question

30歳近くで業界未経験の人がデザイナーになることは可能ですか？いじめが原因で高校中退後、鬱病にかかってしまい3年ほど治療に専念していました。
それから2～3年派遣で働き、そこで貯めたお金でCGデザインの専門学校（4年制）に通い始めましたが、諸事情でどうしても退学せざるを得なくなり、2年生の段階でやめることになりました。
状況が落ち着いて今またバイトや派遣で働こうとしていますが、それでもデザイナーになる夢を諦め切れなくて、再度専門学校へ行くためのお金を貯めようと思っています。
でも今からお金を貯めていたら2年はかかるし、その時にはもう私は27歳です。その年で業界経験のない人間がデザイン関係の会社に就職できるんでしょうか？
お金を貯めるためにする仕事は、デザイン関係のアルバイトの方が経験として今後有利になりますか？フォトショップ･イラストレーターの操作はできますが、前回専門学校を中途半端なところでやめているので仕事で通じる知識としても少し曖昧なので、デザイン関係のアルバイトで採用してもらえるかも分かりませんが・・・。
また、4年制の専門学校に通っていた時、デザイン業界に就職するには2年制課程では厳しいと聞いたのですが実際どうなんでしょうか？

補足

皆様回答ありがとうございます。業界経験者の方の意見が聞けてとても嬉しく思います。自分にもまだまだ可能性はあるんだなと勇気付けられました。
また説明不足で申し訳ありませんでした、仰るとおりグラフィック関連のデザイナー志望です。
どの方も素晴らしい回答で私自身ではベストアンサーを選ぶのが難しいため、恐縮ですが投票にさせていただきます。

Answer 1

デザイナーと言っても、色んな分野のデザイナーがいますよね。
質問者様は何のデザインをしたいのでしょうか？

当方は、グラフィックデザイン（主に紙媒体たまにWEB）をしています。
グラフィックデザインで言えば、30歳近くで、業界未経験でもデザイナーとして就職することは
十分可能だと思います。（もちろん厳しいでしょうが…）

美術の大学や専門学校を出ていようがいまいが、
はっきりいって中小のデザインプロダクションにとって関係がないです。
要は仕事が出来るか出来ないか、ガッツがあるか、徹夜をする体力があるか（笑）です。

（グラフィック関係であとは知らないですが）会社の求人自体は今でも結構あるので、
自分の作品をたくさん制作して、持って行って、面接してもらいましょう。
ラフスケッチから一つの作品が出来上がる過程をボードにして持って行くのもアリでしょう。
（ひと味違う切り口の作品+プレゼンが出来れば尚◎ですね）

あと、デザイン系の面接は、履歴書を普通の履歴書に書いていくのではなく、
自作の、見栄えの良い（センスの良い）、履歴書を持って行くと、ポイントが高いかもしれません。

2年後に27歳なんてまだまだ若いですよ。
やりたい事をやってくださいね。

もし、デザイン関係のアルバイトをするのであれば、2年ぐらいたてば専門学校に行く必要がないぐらい
知識を得ていると思いますよ。

Answer 2

デザインで独立した人です。（今は不景気で就職してますが）

デザイナーってなにデザインなのか分かりませんが、
グラフィックだったら、即戦力もそうなんですが、
実際に原稿と素材を使って、一つ紙面をつくらないといけません。

私の経験だと、
4年だろうが2年だろうが、学校を出たばかりの人は、どっちも使い物になりません。
学校っていうのは、実践の「制作活動」の地盤を作るとでもおもって差し支えないと思います。
実際の制作は上司やお客さんや営業から、仕事内容を聞いて原稿をもらって、それを自分なりに作品へと昇華する作業が必要です。

あと、センス。
センスに関しては誰も、「あなたはセンスがないよ」とは気をつかって教えてくれないので、自分なりに磨くしかないですが。
自分が良いと思う物をみて、それを真似て作ってみてください。

素人の方が、チラシやポスターを作るのと、プロが作るのは、段違いですから、
フォトショップを触れる、イラレを触れるなんていうことですぐに採用されるかというと、難しいかと思います。
作品を貯めていってください。
まだ分からないかもしれませんが、
プロから見ると、この人が使えるか使えないか、すぐ分かりますから、作品はちゃんと作ってください。

Answer 3

体調が落ち着かれたようでよかったですね。
春なので、是非新しい生活へステップを踏んでみてください。
質問者様が、どのような「デザイナー」を目指したいかにもよると思います。

1.自称デザイナーで、趣味の延長で好きな仕事でご飯が食べれたらいいなという感じでしたらなれると思います。(私です...笑)
基本操作が出来るのであれば、高い学費を払い学校へ行くよりも、１日でも早く派遣でもバイトでも見習いから現場で実務経験を積んだ方が良いと思います。気に入られれればそのま運良く社員になれたりもします。
操作で分からない事があれば、その都度参考書を開くとかネットで調べるとか、どうにでもなります。
現場では、お手本になる人や、実務として教えてもらえる事も、学校よりも多く上達も早いです。
また、実際仕事をしてみると、数年前やりたかった事が、実力を付けた数年後にはダサク感じたり、視野が広がり、やりたい事も考え方も変わってきます。
お金が貯まったときに、更に専門的に勉強したいと思ったら学校へ行くと決めても遅くないのではないでしょうか。

2.多くの人に注目されるような「名デザイナー」を目指すのであれば、まずは実績。
今から、人付き合い、コミュニケーション、背渡り上手、人脈とコネを沢山作りまくる事も必要だと思います。
コネで有名デザイナーのアシスタントになったり、有名デザイン会社へ入社するとか。肩書きとか。

3.学校へ行く場合。時代の流れはとっても早いです。学校へ行っている間にも業界はどんどん変わります。デザインの流行もあります。オリジナルティに欠けた似たり寄ったりのデザインであふれています。良いデザインや話題になっているものはすぐにマネされ、流行りすぎた頃には、飽きられすでに時代遅れとなります。学校を出ていようが出てなかろうか、オリジナルティがあり世間に受け入れられる「デザイナー」はごくごくわずかの人だけと思っています。せっかく高い学費と時間を費やすのですから、将来、自称デザイナーではなく、勝ち組のカッコよいデザイナーになってほしいです。
学校で数ヶ月かけて制作する作品と、実務で納期があり数日で仕上げる仕事とでは、内容が全然違うと思いますので、就職面接の際に提示する作品の中に、実務経験があったほうが有利です。
CGデザインの事は詳しくありませんが、
http://www.lancers.jp/
こういう風なサイトもありますので、学校に行きながら実務経験も積めるかもしれませんね。有名芸大卒とかなら、さらに就職に有利かもしれませんね。

4.一番気になったのが、以前鬱病にかかってしまわれたと言う事です。業界、勤務時間が過酷な会社もあります。芸術家気質の性格にくせのある人もたまにいます。ストレスで体調を崩される人達(鬱病、生活習慣病)も沢山見てきました。
人間誰しも、食べなかったり寝ないと必ずおかしくなります。精神的体力的に強くないと仕事どころではなくなり、長続きしません。お体がダメになりそうなときは、無理せず、仕事よりご自身を大切にしてあげてください。

5.「夢」があるって素敵だと思います。完璧主義で安定した生活を望んでいる訳ではないのでしたら、やりたい事はやった方が良いですよ!!
以前50代の人に「20代.30代で失敗したってどうにでもなる、何もやらない方が後悔するぞ」と言われました。
どうか、ご自身のペースでご自身の納得する進み方を見つけてください。
応援しています。長文でおじゃましました。

普通高校卒→サービス業→未経験からデザイン会社バイト派遣3年→現フリーランス1年半の素人に毛が生えた程度の20代より。

Answer 4

ワタシは遅くデザイン業界に入りました。年齢的には、なんとかなるんじゃないかと思います。
フォトショップ･イラストレーターの操作は出来るとの事ですので、勝手にグラフィック関連デザイナーについての質問と考えてお答えします。

まず専門学校に入り直すことにメリットは感じません。特に学校に入って資格を取る必要はないですし。

アルバイト・派遣等、雇用形態は問わず、デザイン関連のお仕事につく事は大変メリットがあると思いますよ。
専門学校でまた数年間課題をこなすなら、数ヶ月デザインの仕事の経験を積んだ方が将来的にみていいです。
あなたの考えているデザイナーのイメージと実際の仕事内容とのギャップを埋める意味でも早々に職に就いた方がいいです。
30歳近くになって初めて知り、他の業界へ行こうと思っても潰しがきかないかもしれませんよ。

雑誌等紙媒体の業界はかなり厳しい状況でグラフィックデザイン関係のアルバイトや派遣は少ないです。
デザイン関連のアルバイトや派遣の募集が多く掲載されているサイトに登録してみてはいかがでしょうか。
意外とハローワークにもデザイン業界の求人はでていますので、出向いてみるのもよいと思います。

husky_voice_25さんが素晴らしいと考えるデザインを制作した事務所やデザイナーがいるようでしたら、
所在地を調べ直接アルバイトや中途採用の口はないか尋ねてみるといいと思います。
面接が可能そうならば、以前課題で制作したものや今制作しているもの等、自信作を形態はなんでもいいのでごっそり持っていくとよいと思います。

未経験でも熱意があれば道は開けると思いますよ。
実務経験の必要のない採用の場合、即戦力として考えている会社はそんなにないと思いますのでじゃんじゃんアタックしてみましょう。