知的財産管理士３級は役に立たないから資格とは言えないと良く聞きます。 実際採用されている方からしても同様なのでしょ…

Question

知的財産管理士３級は役に立たないから資格とは言えないと良く聞きます。

実際採用されている方からしても同様なのでしょうか？

私としては実務経験がないため２級へのステップとして考えています。

みなさんのご意見をお待ちしております。

Answer 1

知財検定、正式には「知的財産管理技能検定」と言って国家試験です。

いやしくも国家資格ですので、役に立たない資格とは言うのはどうかと思います。

調べて見れば分かると思いますが、知財検定３級の合格率をお教えします。

３級学科試験―2088人受験―1961人合格―合格率94％

３級実技試験―2059人受験―1869人合格―合格率91％

この学科と実技両方に合格して、初めて知財管理士３級と言えます。

実技合格でも学科で落ちてる人もいますので、最終合格率は85～90％です。

こういう事情が過去にあったために、簡単で誰でも受かるから価値が無い。

だから、「役に立たない」の発生源だと思われます。

いきなり、２級を受けて合格すれば良いのですが受からず、

結局３級から受けなおす事になれば高額な受験料を損しますので、ぜひ３級から受けてください。

３級試験の為に参考書、問題集は２級用を買っても難しすぎる事は有りません。

先の３級合格率は、第１回目のもので、おそらく実務をしている方々が、

受験したので、高い合格率になったと思われますので、念のために。

Answer 2

実務上、３級の知識で何かができる、ということは期待されない方が良いかと思います。
ご自身のステップアップのためなら良いと思いますが、面接等で、「３級持っています」と張り切るのはおすすめしません。
知的財産の世界はきわめて高い専門性が必要ですから弁理士資格でも持っていない限り、
あまりウリにはなりませんよ。
（知財業務以外を希望されていて、広く知識を持っていることのアピールなら別でしょう。）