航空学生になるには？

Question

航空学生になるには？現在中学2年生の男子です。僕は小さい頃から戦闘機のパイロットに憧れています。
言葉の通り戦闘機が夢に出てくる位で、パイロットになろう！と考えました。
パイロットになる一つの選択肢として航空学生になり、試験を受けて航空自衛隊になる。
目指すならそれかな、と思いました。そこで質問です。航空学生になるために必要な
能力、条件もし分かれば試験の内容など教えて下さい。自分が調べた限りでは
・必要な能力
①訓練に耐える事のできる体力、精神
②一流大学目指せる位の学力
③それなりの視力
・航空学生の受験、資格
①日本国籍を有し、１８歳以上２１歳未満
②高等学校卒業者または中等教育学校卒業者(卒業見込みの者も含む)
③高等専門学校3年次修了者(修了見込みの者も含む)
④高等学校卒業と同等以上の学力があると認められる者
です。これ以外にもありましたら教えて下さい。
それと、まだ詳しくないので上で変な事言ってたら教えて下さい。

Answer 1

すごく良く調べられていますね。

航空学生以外にも、防衛大学にいくという手段もあります。
またさらに、一般大学卒でも「飛行幹部候補生採用試験に合格するという手段もあります。

ただし、戦闘機パイロットは航空学生出身者が多いという事実もあります。
それは防衛大卒よりも訓練開始年齢が４年早く訓練時間も
多くとられているからだといわれています。
プロスポーツの世界で高校卒の人が多いのと同じ理由かと思います。
また航空学生出身者の方が年齢が若い時から活躍できるというメリットはあります。

ただし、
・戦闘機パイロットになること自体が非常に狭き門であること
（一説には４０～５０倍？）
・さらに戦闘機に搭乗できるのは、せいぜい４０歳まで
（４０代で戦闘機ライセンスを維持しているのは非常にレアなケースで
普通は３０代で戦闘機を降りることになります）

上記を考えると、その後も自衛隊という中での活動・活躍を目指すのであれば、
戦闘機を降りてからの人生の方が長いので、
防衛大学に入る方がアリかもしれません。

いやらしい言い方ですが、防衛大学卒の方が昇進ははるかに早いですし、
同じ戦闘機パイロットでも待遇面も異なってくると思います。

なお航空学生卒で戦闘機を降りた方は、結構自衛隊を辞められていくようです。
その代表格が、自衛隊を辞めてから日本を代表するアクロバットパイロットに
なられた故・ロック岩崎さんです。
残念ながら愛知万博でのデモ飛行中の事故でなくなられましたが、
生き方としてはモチロンありだとは思います。

中学２年生なので、あまり先のことを考えるのは難しいかもしれませんが、
この辺も視野にいれてご両親とご相談されてみてはいかがでしょうか？

Answer 2

「パイロットに求められる能力は？」と問われ、現役の戦闘機パイロットの多くが、「バランスの取れた精神」と答えますね。

理論家過ぎず、夢想家過ぎず、ということでしょう。それでないと、バランスの取れた正しい判断が出来ない、と。

学生に対して言うならば、理系過ぎず、文系過ぎず、といったところですかね？