ＩＳＯ９００１ 品質管理システムについて。 マネイジメントレビューでの インプット と アウトプット …

Question

ＩＳＯ９００１ 品質管理システムについて。

マネイジメントレビューでの
インプット と アウトプット

これは、どのように解釈すれば良いのでしょう。
教えて頂けませんか？

Answer 1

ISO9001でのマネージメントプレビューでは

インプット
1.内部監査、定期審査、外部監査等の結果
2.顧客要求事項、法的要求事項についての結果
3.顧客から情報（クレーム、顧客満足含む）
4.パーフォマンスの結果
5.品質目標の結果
6是正・予防処置の結果
7.前回のマネージメントレビューの結果に対するフォローアップ
などですかね。まだありますけど。

アウトプットはこれらに対して、品質方針、目標、システムの改善
の機会、変更検討、資源の必要性の有無などなどですかね。

Answer 2

簡単に書きますと、

トップマネジメントがマネジメントをレビュー行う為に、参考（レビューの根拠となる情報）にする情報がインプット。
これが、ａ）～ｇ)の内容となります。

インプット情報を基に、トップマネジメントが色々考えて、ａ)～ｃ）項について決定と処置を含んだ情報を発するのがアウトプットです。

Answer 3

組織（企業等）が顧客のニーズに応えるためには、

ニーズに関する情報を吸い上げ（インプット）、

製品やサービスに反映して提供する（アウトプット）必要があります。

このインプットをアプトプットに変換することをISOでは「プロセス」と呼んでいます。

絶えず変化する顧客ニーズに応えるために、プロセスを継続的に改善していくことを品質マネジメントシステムと言います。

品質マネジメントシステムの要求事項を規定しているのが、ISO9000シリーズの中のISO9001です。

この要求事項は、どのような業種・組織にも対応できるように汎用的な表現で書かれています。

ISO9001は、イギリスのBS5750をベースにしており、欧米の考え方や習慣の影響を強く受けています。

そのため、契約主義、マニュアル作成、検証重視、システム指向などの特徴があります。

また、「文書化」「トレーサビリティ（追跡可能性）」「監査」が強く要求されています。

さらに、任意制度として組織（企業等）の品質マネジメントシステムを第三者が規格にもとづいて審査し、結果を公表するという審査登録制度が付随しています。

現在では、100を超える国が国家規格として制定しており、140か国の約40万の機関が認証を取得しています。

ISO9001への関心がこれほど高いのは、世界的に認知された国際規格であると共に、規格との適合性を評価する審査登録制度のためと考えられます。

この審査登録制の軸となる審査登録機関、審査員研修機関は、（財）日本適合性認定協会（JAB）によって認定されます。

認定は、国際規格に基づいたJAB認定基準によって審査を行い、登録証を付与することによって行われます。

日本には国内、国際の機関を合わせて50以上の審査登録機関、審査員研修機関があります。

http://www.jab.or.jp/mas/05.htmlより。