未経験からパン屋への就職を考えておりますが、 「若年トライアル」や「実習型雇用併用求人」となっているものの方が 多少…

Question

未経験からパン屋への就職を考えておりますが、
「若年トライアル」や「実習型雇用併用求人」となっているものの方が
多少は受かりやすいと考えられるでしょうか？

Answer 1

若年者トライアルも実習型も、未経験の方、経験が少ない方を支援するための制度です。
HWの求人は転職の求人しかないので、
普通に応募すれば、経験者と採否を争うことになります。
そうすると、どうしても経験者の方が採用され易くなるので、
採用する企業に助成金を出すことで、
未経験の方や経験の少ない方でも採用され易くし、企業の中で育ててもらおう、というのが狙いです。

つまり結論は
未経験でしたら、トライアルや実習型を利用した方が利用しないよりは採用され易い、といえます。

ところで、トライアルと実習型は、企業内で実習期間（この期間は有期雇用になります）に実習を行って、その後の正規雇用での再雇用を狙う、という点では同じですが、
異なる点は

①実習期間 トライアル３ヶ月 実習型３～６カ月
②助成金・奨励金の金額
トライアル１ヶ月４万円×３ヶ月（１２万円）
実習型 実習期間１ヶ月１０万円×実習月数（最大６０万円）＋雇用奨励金（中小企業で１００万）＋教育訓練助成でトータル最大２１０万

つまり、トライアルと実習型を選べるならば、企業にとっては実習型のほうがありがたいので、
実習型を選ぶ方がお得といえます。

なお、未経験の方、経験の少ない方で２５～３９歳までのかたには
若年者雇用奨励金、という制度（たしか、もう少し長い名前ですが・・・略して若奨、と呼ばれる）もあります。
こちらは実習期間があるもの（トライアル型）とないもの（直接雇用型）があって、
正社員として雇用したときに中小企業なら１００万円の奨励金が出ます。
直接雇用型だと正社員での採用なので、有期雇用になることに抵抗のある方にはオススメです。
利用するには他にもいくつかの条件があるので、詳しくは窓口で聞いてみてください。