司法試験は難しいというのが定説ですが、具体的にどの辺が難しいのかを教えてください。

Question

司法試験は難しいというのが定説ですが、具体的にどの辺が難しいのかを教えてください。実際に合格された弁護士さん等の話では、そんなに難しくはなかったとか、自分の場合はあまり労せずして受かったなどとおっしゃる先生方もいらっしゃるので、ついそのように思ってしまいます。
多分、その方々は最初から頭の出来が私たちのような一般人とは違って、優秀なのでしょうが・・・

よろしくお願いいたします。

Answer 1

論文試験では知識の奥行きが表面に出てしまい浅はかな知識はすぐに露見します。大体始めの数行を読んで入れはその人の知識度はわかります。

司法試験ではものの考え方（思考過程）が知識の他に求められます。結論に至るまでの論理的な思考過程が出来ていなければ何ページ解答しての点は伸びません。

つまり書いていることの過程と導かれた結論が一致しなければ論文にはなりません。このような思考過程的から結論を導き出すのはやはり高度な頭脳が必要です。知識のほかに論理学や法哲学などの分野も重要です。

合格者の出身法科大学院を見れば一目で判ります。