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弁護士になるには 学歴はどこまで なんの資格をとる必要がありますか?弁護士になるには大体どれくらいのお金と期間が必要ですか? ここにそんな事わかる人はほとんどいないと思いますが 知ってる人いたら返事ください
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弁護士になるには司法試験に合格し、研修期間も経て約2年後の試験に合格したらなれます。 でも何より、お金と強い意志が必要でしょう。 司法試験の受験資格としては法科大学院(ロースクール)を卒業し、法務博士号を取得する必要があります。(予備試験もありますがまだ構想段階です。) 大学院受験には学士(大学卒業)が必要です。 とにかく司法試験の受験資格を得るまでが大変です。 まず、学士と博士を得るのに9年~10年間かかる人もいます。 受験資格を得ても、その後5年以内に3回しか受けられません。 そして受かってからも研修とその後の試験があるので 順調に行ったとしても弁護士になれるのは司法試験合格から約2年後です。 つまり、合計で17年かかることも普通に有り得ます。 さらにその間、莫大なお金が必要です。 実際にいた人で試算した所、ロー対策予備校、法科大学院、試験対策予備校、合格後の研修期間で合計1400万円プラス大学の学費となりました。 以下、司法試験受験までの普通にあり得る過程をざっとまとめてみました。 まずどこかの大学に入学します。 そこで4年間勉強し、他にも卒業後または余力があれば在学中に1,2年間予備校か独学で法科大学院の受験勉強をします。 3年コースの予備校もあります。 頭が良く、かつお金があるなら在学中にロー対策の勉強をすればいいのですが 可能ならTOEICや数学の統計・確率の勉強もしておいた方がいいので、大学の単位を取りながら、バイトもしながらでしたら、その中で予備校に2、3年通うのは現実的にはなかなか大変でしょう。 それにとにかく法科大学院はお金がかかるので家がお金持ちでなければこの時期少しでもお金を稼がないといけません。 ですから4回生の時から就職活動はせずに3年コースの予備校の授業に通う人もいますし、 お金を稼いで卒業後2,3年後から予備校に通う人もいます。 特に実績のある有名法科大学院に合格する為には予備校はかかせないでしょう。 予備校の授業料は120万円以上の所もあります。 節約するなら模試や問題演習とその解説を外したり基礎コースを外したりできますが、 それでもし上級クラスの授業が分からなければ意味がないですしね。 さらに大学の時の成績や社会経験、ボランティア暦、職歴等は卒業後はもうどうしようもないので これらがあまり良くない人は不利な状況の中モチベーションを維持するのが大変です。 なぜなら例えば300点満点のうち、最初からこれらが減点された状態になるからです。(減点の割合は大学院によります。) 他にもステートメント作成と小論文試験の対策も必要です。 そしてセンター試験に相当する適性試験対策の講座は予備校で一年コース等ありますが、ある予備校では50万ほどかかります。 もちろん節約は可能です。 そうして大学卒業後例えば2、3年後に晴れて難関法科大学院に受かったとしても今度は大学院の授業がかなり大変です。 授業についていくのがやっとで、予習、宿題も多いのでノイローゼ気味になっている方も多く、 こちらの知恵袋でも「今は何とかついていってるがもう無理だ」「やめたい」と言った質問を目にします。 ちなみにある有名ローでは3年で授業料他交通費などの諸経費を含めると750万円以上になりました。 そして標準コースでは3年間大学院で勉強しますが単位を取るのがやっとで、新司法試験の受験勉強が全然出来なかったという人もいます。 ですから大学院に行きながら予備校にも行っているという人もいますし、本音は皆そうしたいそうです。 大学4年間で数百万使い、予備校2,3年で170万、大学院3年間で750万円、さらに新司法試験対策の予備校にも通おうとするとお金がいくらあっても足りません。 そんなこんなでやっとの思いで大学院を卒業し、法務博士号を取得できればようやく司法試験の受験資格が得られます。 でもまだ安心はできません。 やっと受験資格を得ただけです。 一発合格できればいいですが、こんなに大変な思いをしてようやく受験できたエリート達が受けても 今や合格率は20%台です。 7、8割が落ちます。 ちなみに関西私立のある有名ローの3年コースでは 例えば学年で50人中5位以内の成績で卒業しないと受からりませんが計算上、 50人中、東大と京大と阪大の出身者が13人を占めていました。。。 しかも5年間のうち3回しか受験資格がないのでこの間は可能なら皆、予備校に通いたいでしょう。 でもそれで受かればまだましですが、だめだったら最悪です。 その後どうするのでしょう。。。 ロー時代に奨学金で月30万借り、司法試験合格後の研修期間も借入でしのぎ、 弁護士になる頃には借金が1200万になるという人もいます。 とにかく司法試験は時間とお金と忍耐、そして何より精神力がいる試験です。 生半可な気持ちでは非常に危険です。 授業についていけず中退する人も多いです。 ですから、自分には弁護士しか有り得ない!という強い信念が必要でしょう。
なるほど:180
(1)学歴は大学院です。法科大学院で大学卒業後に進学します。法律が既習の方は2年で法律が未経験か自信がなければ3年コースに進学します。安ければ300万程度で法科大学院修了まで行けます。ただ辰巳塾や伊藤塾のようにダブルスクールは当たり前の様ですからそれらの費用は加算されます。あくまで大学卒業後だけの費用です。 (2)資格は法曹資格が必要です。司法試験合格後に1年程度埼玉の和光市にある司法修習所に通います。その間に全国の裁判所、検察庁、弁護士事務所で研修を受けます。最後に卒業試験(通称二回試験と呼びます)に合格すば弁護士でも検事でも裁判官にもなれる法曹資格が得られます。 (3)尚、検事及び裁判官は別途に公務員としてそれぞれの役所に採用される必要があります。通常は司法修習所で優秀な者が採用されるようです。弁護士は登録すれば開業できます。
なるほど:5
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