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【簿記一級】 お詳しい方、解説願います。「前期末に売掛金800,000千円に対して14,400千円の貸倒引当金を設定したが、税務上は損金不算入であった。また、当期末に売掛金1,120,000千円に対して16,800千円の貸倒引当金を設定したが、損金不算入であった。」 とあります。前期末の貸倒引当金の損金不算入額の一時差異が当期において解消されたとわかるのはなぜですか。貸倒引当金の損金不算入額の一時差異が解消されるのは、実際に貸倒が発生した時であると思うのですが、上記の文章内には貸倒が発生した(=一時差異が解消した)とは書かれていないので、一時差異は解消されていないと考えました。
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貸倒引当金の損金不算入額の一時差異が解消されるのは、実際に貸倒が発生した時と、問題なく営業債権が回収できた時です。 前期に発生した売掛金は、貸倒が発生していなければ翌期末までには回収済みとなり、紐づいた引当金も戻し入れられるため、一時差異も解消します。
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