業務委託などに詳しい方に質問です。 ウーバーイーツ配達員をしています。

Question

業務委託などに詳しい方に質問です。

ウーバーイーツ配達員をしています。配達の依頼を受け、店に向かっている状況です。→渋滞に巻き込まれてしまいました。→細い道で自転車も多いのですり抜けは危険と判断(すでに目安時間の半分は経過) →Uberから一方的に依頼をキャンセル

という事が最近になりよくあります。

リクエストを受け契約成立し、向かっているので当たり前に時間やバイクのガソリンなどの消費をしているにも関わらずキャンセルになると無償でそこまで動いていた事になります。

以前はこのようなことが有りませんでしたので最近になってシステム変更されたのかなと思いますが、事前の説明などは一切ありません。

そして報酬についても事前の説明なく下げられます。

これらは違法に当たらないのでしょうか？

Answer 1

業務委託あるあるな話ですね。
全ては規約と委託範囲によるのですが、ウーバーは空走に補償が無いですね。
委託でよくある荷物を受け取る作業から業務開始という理屈で、それ以前は自由にキャンセルできる事を言い訳にしてます。(かなりグレーですが外資では一般的)
むしろ受託後キャンセルできなくなる出前館の方が、もし受け前キャンセルされたら委託的にアウト。(これは理解してるようで、出前館は補償されます)

合意も予告もなく料金を下げるのは当然ながら不当であり、最近いろんな業者が下請けいじめとしてニュースになってますね。
これについてもウーバーはグレーな方法を取っていて、報酬は変化していない！計算方法を変えただけだ！という、なんともパワー技な言い訳で回避しています。

いずれの問題も確定で黒とはならないので、白黒つけるには訴訟が必要になってきます。
TMGがAmazonを訴えた件など、参考になるでしょう。

Answer 2

よく請負と準委任（委任）契約の違いで訴訟が起こっていますが、後述するようにウーバーイーツはそれ以前の話です。

請負は完遂に対して報酬が支払われるのに対し、委任は作業工程に報酬が支払われます。

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ところでウーバーイーツの規約を読み返してみてください。
実はなんの契約もありません。
ウーバーイーツとあなたは「アプリ利用規約」に合意しているだけで、ウーバーイーツ側はあなたを委任も請負も、そもそも仕事の発注すらしていません。

つまりウーバーイーツというのは、リクルートのようなポータル仲介サイトに過ぎない。という契約です。

例えば「一休.com （飲食ポータルサイト）」でお店Aの予約をしたが、途中で客がキャンセルした場合、お店Aは料理を準備していても代金を受け取れません。また、一休側が、その料理代や人件費を補填してくれることもありませんね。

なのでキャンセル規定を各店設けているのですが、あなたとウーバーはつまり「キャンセル規定が全く設けられない」条件で「仲介サイトの利用」を合意しているだけなのです。

つまり、ユーザー（店）がキャンセルして未払いになっても、その代金を単なる仲介サイトのウーバー側が払う必要がない。ということです。

またウーバーとあなたは雇用も委任契約も何もないので、客（店）とトラブルになっても、何の対策も必要ありません。あなたと客をただ繋いだだけで、アプリ利用料として取っているからです。

そしてアプリ利用料なので、別にその割合を変更しても、そもそもあなたに仕事を発注した覚えはないので、問題ありません。

一休がサイト利用料金を変更しても、お店は嫌なら掲載を辞めればいいだけ。あなたもアプリ利用（仕事発注ではない）を辞めればいいだけですからね。

というのがウーバーというアメリカの訴訟合戦をも潜り抜けてきた、合法にしていちゃもんを回避して、期待を誤認させて生き残ってきた精鋭企業です。