解決済み
田舎で地方公務員をやっている方(正職員以外の身分の方でも構いません)へ質問ですが、都道府県の職員に比べて、市町村職員は異動範囲が狭い、職員のほとんどはそこの市町村出身のため、都会や他市町村をしらないため、村八分というか、狭い視野で物事を見がちになってしまうものですか?
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地方公務員、特に市町村職員についての質問ですね。田舎で市町村の職員として働いていると、都道府県職員に比べて異動範囲が狭く、地域に根ざした仕事になることが多いため、確かに「狭い視野」になりやすい部分はあるかもしれません。ただし、それが必ずしも「村八分」のような閉鎖的な状態を意味するわけではありません。 市町村職員と都道府県職員の違い 1. 異動範囲が狭い 市町村職員は、基本的にはその市町村内での業務が中心です。そのため、異動があったとしても、市町村内での部署間異動が多く、他の市町村や都道府県との異動は少ないです。これに対して、都道府県職員は県内の他の自治体や、場合によっては県外での異動もあります。市町村職員が異動範囲が狭いことで、視野が狭くなりがちだという点は理解できます。 2. 地域に根ざした仕事 市町村職員は、地域住民に密接に関わる業務を行うため、地域の問題や文化、住民の意向を重視する必要があります。これは一つの強みであり、地域に特化した深い理解を持っていることでもあります。しかし、視野が狭くなる要因として、地域の慣習や文化に固執してしまうことがあるかもしれません。特に小規模な自治体では、住民同士のつながりが強く、仕事の進め方にも「村社会的」な面が出てくることがあります。 視野が狭くなる要因 1. 住民や職員の出身地の偏り 小規模な自治体では、職員の大半がその市町村出身であることが多く、外部の視点が不足することがあります。これが原因で、「地元のやり方」や「地元の価値観」に依存することが多くなるため、外部からの新しい考え方や方法が入ってきにくい環境になることがあります。 2. 限られた情報・リソース 市町村は予算や人員が限られているため、都道府県に比べて他の地域と比較して取り組むべき課題が少ない場合もあります。そのため、限られたリソースを使って地域内の問題解決に集中することが多く、外部の視点を取り入れる機会が少なくなる可能性があります。 村八分的な文化について 確かに小規模な自治体では、職場内でも住民のコミュニティ内でも、「外部者」に対する警戒心や排他性が働くことがあります。特に長年その地域に住んでいる人々が多い場合、外部から来た人(新たに転職してきた職員)に対する壁を感じることがあるかもしれません。 しかし、これはすべての市町村に当てはまるわけではなく、地域の文化や職場環境による部分が大きいです。外部者が受け入れられるかどうかは、自治体の文化や風土、また職場の上司や同僚の姿勢にも依存します。自治体内で意識的にダイバーシティや外部との協力を進めているところもありますし、逆に保守的な文化が強くて外部の視点が受け入れられないところもあります。 視野を広げる方法 市町村職員が視野を広げるためには、以下の方法があります。 1. 積極的に外部と交流する 地元出身でない職員が積極的に地域外の交流会や勉強会に参加したり、外部からのフィードバックを求めたりすることで、視野を広げることができます。また、都道府県や他の自治体の職員と意見交換する機会を持つことも有効です。 2. 他の自治体や業界の取り組みを学ぶ 他の自治体や民間企業の事例を学ぶことで、新しい考え方や方法を取り入れ、地域にとっても有益な施策を取り入れることができます。 3. 人材の多様性を重視する 市町村でも、外部からの転職者や他地域から来た職員を受け入れることで、新しい視点を導入することが可能です。地域出身の職員と外部の職員が互いに学び合う環境を作ることが、視野を広げる手助けになります。 結論 市町村職員は異動範囲が狭いため、地域に密着した業務を行う中で視野が狭くなることがあります。しかし、それが「村八分」のような排他的な文化に直結するわけではなく、地域文化や職場環境による部分が大きいです。視野を広げるためには、外部との交流や他の自治体の取り組みを学ぶことが有効です。
そうでしょうね 特に公務員は民間社会とも違うので付き合いかたも限られています
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