簿記二級について質問です。

Question

簿記二級について質問です。部門別が別原価計算を考える時、製造部門の実際発生額の計算で補助部門を予定配布するのはなぜでしょうか、補助部門も実際発生額を指定された配賦基準に基づき、例えば当月の実際機械稼働時間を使って計算しないと、実際の製造部門費は求められないように思えます。しかし、参考書には年間予算データに基づいた補助部門配布率を使っているので、実際発生額を正確に求められていないんじゃないでしょうか。

Answer 1

>>補助部門を予定配布するのはなぜでしょうか
補助部門の不能率を直接部門に混入させないためです
部門別とは製造間接費の適切な配賦目的と各部門の責任(会計)を明確にする事が目的となります

記帳の迅速化云々は部門別計算でもできますんで解答になっていないかと

Answer 2

補助部門の実際発生額は月末にならないとわからないからです。
製造部門で働いていることを想像してみてください。
例えば製品Aを8時間で完成させたとき、実際稼働時間は8時間と、その時点で実際発生額を計上（つまりPCに入力）できますが、補助部門の１か月の経費合計は月の途中ではわかりませんよね。で、実際発生額がわかるまで待てるかというと待てません。完成した時点で在庫に計上し、モノによっては販売していきたいからです。なので完成した時点では予定配賦率で計上していき、月末になって補助部門費に関しては予定配賦額と実際発生額を比べて差異分析をするわけです。