回答終了
土木工事でアンカーの削孔長について規格値は設計値以上と仕様書では謳われていますが、発注者から具体的な数値で社内規格値で上限値を設けるよう言われました。 どのように設けるのが良いと思いますか?
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一般的には規格値の80%程度が多いと思いますので、設計値以上であれば2割増しくらいを上限で良いのでは。
質問は土木工事での後付け用アンカー削孔長の、下限値と同時に上限値も社内基準の管理値設定を望まれて居られるとして回答します。 金属拡張アンカー製を使用した、あと施工打ち込みアンカーと想像します。 アンカー本体の表面がコンクリート面より露出するのを避けるために、数ミリ設計長以上の削孔をされる筈ですが、掘削工具はガイドバー付きの振動ドリルを使用される筈ですので、ガイドバーの固定と確実な長さの点検をされて居られれば数ミリ程度の設計長と成る筈ですが、ガイドバーの点検不足で長すぎる削孔長は金属拡張アンカーの拡張部が十分に開かず、孔壁に機械的に固着する確実性が不足する為の、発注者の指示での上限値管理とも想像します。 もしもメーカーにも資料が無い様なら試験施工で、正規の削孔長と社内目標の削孔長を引張り力を油圧ジャッキ等で確認して、社内基準の参考にされたら如何でしょうか? あと施工アンカー引張試験を貼って置きます https://www.trust-gr.com/service/construction/examination/
設計長以上あれば問題なしという考え方はやはり仕事が荒っぽいというイメージに繋がりますし、充填剤使用量も増えます。ドリルビットにしるしを付けて削孔しても数ミリは深くなることを考え10mmでも5mmでも自社で達成可能な上限値を設定すればよろしいかと思います。なお、他の工種でも同様なことが言えますのでこれを機に実行されてみてはいかがでしょうか。ある意味、いい監督員と出会えましたね。
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