解決済み
司法予備試験に合格するか、法科大学院に通うか どちらかで凄く迷っております。私は高卒で、法科大学院にはTOEICの試験結果を提出し、受験資格を得ようと思うのですが、まだTOEICの勉強すらした事がありません。 今から1年かけてTOEICで良い試験を取り→法科大学院→司法試験の道か、今から司法予備試験の勉強を行い→司法試験に合格して弁護士 かどちらの道が自分に合っているのか分かりません。 法科大学院を卒業すれば、学歴のロンダリングにもなるので良いと言う意見もあるのですが、皆様のご意見を頂きたいです。
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東大法科大学院に在籍している者です。 基本的には、法科大学院ルート一択です。 まず、予備試験の合格を目指す場合、合格率がネックになってくると思われます。 予備試験の合格率は4%と巷では言われていますが、実は合格者の大半は大学生、法科大学院生です。 うちのロースクールは学年150人のうち50〜70人ほどが予備試験に合格するので、それだけで予備試験合格者の1/5を占めます。 高卒の方は毎年400〜500人ほど受験していますが、合格者は毎年わずか1〜2人。 合格率は0.2%〜0.5%の非常に狭き門です。 0.2%、0.5%のレベルになってくると何度も受験すれば受かるというレベルの難易度ではなく、相当な運も必要になります。 人生を賭けるにふさわしい時間だとは思えません。 私が今まで見てきた人に、5、6回予備試験を受け続けていた人がいます。 毎年短答試験に合格して論文時間に進むのですが、そこで落とされています。 その人がある年に奮起してロースクールを受験したのですが、なんと全部落ちました。 実は根本的に力が足りていなかったというオチですが、その人は結局翌年にロースクールに進学し、司法試験合格を目指して勉強しています。 予備試験を目指し続けると自分の客観的な実力が見えなくなる最たる例だと思います。 以上の理由から、予備試験を主軸に掲げるのはおすすめできません。 もっとも、予備試験と法科大学院入試の科目には重なり合いがあります。法科大学院を目指しつつ、予備試験にチャレンジして受かればラッキーくらいの位置付けにするのが無難かと思います。
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