解決済み
東大教授が同僚の東大教授を論文などで公に批判することはありますか?機械翻訳に関するジャーナルで、東大の図書館情報学の専門家である影浦峡教授が、かつて東大の准教授だった野崎歓という人が訳したスタンダールの『赤と黒』に数百個の誤訳が含まれていた問題を批判しています。 リンクは以下です。 https://www.aamt.info/wp-content/uploads/2023/06/AAMT-journal-No78.pdf 最初に野崎訳を批判したのは立命館大の下川教授で、その方の指摘はスタンダール研究会のホームページから今も幸い読めます(第18号、2008年5月発行) https://infosjes.iza-yoi.net/custom1.html 両教授が指摘するように、原文に登場しない人物を間違えて登場させたうえに他の箇所を誤訳して辻褄をあわせる、ごく簡単な熟語や成句、時制の誤り、日本語の間違いなど、野崎の誤訳が質、量ともに深刻であることがわかります。しかも、野崎訳に含まれていた誤訳や訳し漏れは他の学者による既訳には、一切ないようです。 さらに、これらの論文によると、野崎は大量の誤訳があった事実を読者に伏せたまま、卑怯にも指摘された誤訳(の一部)を版を重ねるたびにこそこそ修正していったらしいです。 ただ、この影浦教授の論文は、この野崎という人が東大を早期退職して放送大学に移ったあとに出ているようです。 テニュアがあり、同僚がいくら学者として誠意にかけたことをやっても、東大の同僚教授は批判しにくい、批判してはいけない、というような不文律みたいなものがあるのでしょうか? 他に、なにか東大教授が同僚の教授を学術面で批判したり、論争を繰り広げたりした例はありますか(差別発言した教員を批判する例なら知ってますが、学術面で批判する例はあるんでしょうか)?
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コメント読む限り、批判というより、正しいものを正しいと新たな論文にしているのだと思います。 過去の論文に上書きしていくのは、研究者の常だと思います。もしも真逆な主張をしている論文なら、真っ向から否定するでしよう。 東大とか関係ないです。 研究者は常に研究し続け、新たな発見があれば論文にするのです。
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