解決済み
市役所はその市役所がある町の50人以上の従業員がいる民間企業の男女学歴関係なしの平均年収と決まっています。 50人以上の従業員がいる民間企業の平均だとそこまで低くないようにも感じますが、実は民間企業だと男女で結構な年収差があります。 (女性は転勤なしで楽な一般職を選ぶ人も多いため) ところが公務員は男女関係なしの平均です。 しかも学歴関係なし。 そうなると大卒男性というただでさえ年収の高い部類のグループの中で、公務員は中小企業並の低い年収となってしまいます。 その仕事に就くための難易度と、年収や待遇はイコールではありません。 学生とは違い、偏差値で劣ってもズルかったり世渡りが上手ければ、それだけで勝てるのが大人社会です。
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とはいえ、結婚対象としての人気はピカイチですからねえ。市役所って労働環境はメチャクチャ良いですから。 女性ならひとり生めば3年間(!)育休確定です。そのあいだも給料が出ます。現場復帰しても時短勤務その他いろいろ配慮してくれます。 男性でも育休普通に取れるし、有給フル消化は当たり前です。もちろん職業として安定しており転勤もない。だから結婚対象として人気なのです。 営業で510万といいますが、出世するたびに交際費が増えます。 主任クラスになれば取引先の接待で飲食、ゴルフ、麻雀、釣りなど頻繁に呼び出され土日のどちらかが潰れます。役員は交際費使えますが大企業でも課長になるまではほぼ自腹ですからね。 意外に大きいのが結婚式の出席とご祝儀、葬式の香典です。メチャクチャ大きな出費です。だから営業は給料が良いのです。ケチると営業成績アッというまに落ちますから。 若くても「課長代理」といったポストをつけてあげて役職手当のかたちで給与を増やしてあげるのはそういう理由です。それでも全然足りないし、なにより土日が削られていくのは結構シンドイですよ。 技術職は技術職でそんなに伸びがありません。25歳で450万のレベルなら40歳で800万くらいにはなりますが、そこから伸びません。 なぜなら営業とちがって交際費使うことがないので給料を上げる理由がありません。土日も休んでるひとが増えてきます。ポストも限られてます。技術についていけないひとが多数出てくるので関連会社に出向も増えます。 技術職こそが「ほんのひとにぎりの出世ルートに乗ったひと」と「そうでない大多数のひと」の差がもっともシビアに出る職域です。 そのあいだに公務員はジワジワ上がって50歳で900万くらいもらえるようになってます。 結果、生涯年収は大手一流企業の社員と遜色ないくらいになってます。 とはいえ、仕事そのものは断トツで「全然おもしろくない」でしょうね。公務員は・・・。 営業が大変といいますが逆にいえばエキサイティングで起伏のある仕事です。 技術は技術で、40歳くらいまでは自分の好きなことを突き詰めていける創造と発見のある仕事です。 結局は「本人がどう生きるか」それだけなのよ。いちどきり、たった一度の人生ってのはみんな同じだからね。そういうことです。
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公務員は、税金から給料をもらっているので、給料が多いと、給料の少ない中小企業に勤める多数の国民が公務員をバッシングします。 バッシングを回避するため、昔から新採用職人や若手は中小企業並みの給料となっています。 しかし、40歳以降は給料がドンドン上がり、大企業の平均よりちょっと少ない程度のそこそこ高給取りになります。 そんなことは知らない優秀な学生は、「公務員は薄給」だと敬遠するようになったので、それはまずいと、今年の12月から、過去に例のない新採用職員の給料のアップがされることになりました。年間40~50万円アップです。
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