住宅の塗装の営業についてお聞きしたいです。 個人で塗装業をしており独立して6年経ちます。

Question

住宅の塗装の営業についてお聞きしたいです。
個人で塗装業をしており独立して6年経ちます。今までは下請けメインで手間請け、人工で応援を1人でやってきましたがなかなか売り上げが上がってこなく自分で営業かけて集客してみようと思ってます。
そんな甘い事ではないのは分かってます。
ただ、下請けだけでは正直辛いのもあり、やった事はないですが子供も高校受験などあり今のままでは厳しいのでやってみようと思ってます。
当方は田舎なので大手の一強みたいな所もあり住宅街ではなく、離れたおそらく営業入って無さそうな所だったり、以前自分が作業したお宅に伺ってみようと思います。
以前自分が塗装した家は自分がまだリフォーム会社の雇われ親方でやったのですがその会社は現在なくなってますのでその場合挨拶に行くのは問題ないですよね？
正直、職人しかやってきた事がなく、営業は1番やりたく無かった事ですが挑戦してみます。
それにともなってアドバイスなどあれば教えて頂きたいです。

Answer 1

中小企業診断士です。
今までは下請け、これからは元請けになるとのことですね。
やることは同じですが、準備が必要です。
活動イメージは掴んでいられますね。以前行った先に挨拶に行かれるとのこと。厳しい言い方になりますが、さて数年間後で再度発注があるでしょうか。そもそも倒産・廃業された事業者の現場責任者が起こした個人事業者に、大手に勝る信頼があるかでしょう。
つまり、ご自身と競合する同業者と比較して強みや弱み等をきちんと理解し、営業戦略と営業方法を駆使していくか。その辺りを考慮していかないと、一歩間違えると悪徳訪問業者と同様な噂を立てられ、事業自体が上手くいかなくなる可能性があります。また、価格設定も重要です。売上が上がっても材料仕入や外注費等で赤字になる場合もありますし、全く受注が起きない場合もあります。

当然、法的体制（個人向けの契約書類や外注先との請負契約等の準備・トラブル対策）等も必要でしょう。

つまり、事業を上手く活かせる方法は、一人で考えるよりもその手の専門家の知見や、準備が十分できていることが大きいです。これは学校のテストと同じイメージです。準備が不十分だとテストを受けても点数が取れません。自分なりに準備をしても経験していないことは準備が足りない可能性があり、点数が取れないです。そうなると、テストを想定して専門家（家庭教師）と一緒に準備ができればテストの点数は一人でやるよりも上がるでしょう。こんなイメージで、専門家に相談を受けるとよろしいかと思います。
具体的には、市区町村等で商工相談があるかと思います。また、地元の商工会議所や商工会でも相談業務があるかと思います。同様に、経営者向けや販路開拓等各種講演やセミナー等もあります。商工会等の加入の有無に関わらず、両方に一度問い合わせてみてはいかがでしょう。結構、無料や低価格の相談対応もあります。
その筋の専門家を交えて質問主さんの事業分析とそこから事業を上手くいかせるための知見を得ることは、事業を成功させる確率を大きく上げます。

商工相談等で事業が上手くいったら、その専門家と継続して支援を受ければよろしいかと思います。また、場合によっては補助金等の情報も得られるかもしれません。