長距離大型トラック運転手です。人事部部長職を兼務しております。 当社では工事現場向け車両とタンクローリー以外はAT車です。 泥濘地を走る機会が多い工事現場向け車両は、反動付けて脱出したりユニック車等ミッションから油圧ポンプを作動させる用途にATが向かない為。 ローリーはタンク内部で波打ちが発生する為、そのタイミングに合わせた加減速をする(波消し走法)がATでは難しい為に敢えてMTにしています。 もう二十年以上前から、MTトラックは坂道発進補助装置が搭載されています(最廉価グレードを除く)。 ブレーキ踏んでスピードメーター内にランプが点灯したら、坂道発進時にブレーキペダルを離しても後退しません。 ギヤ入れて半クラッチになるとブレーキ油圧解除になりますので発進は簡単なのです。 上り坂でも下り坂でも作動するいすゞ車、上り坂と平坦路でしか作動しない日野車等メーカーによって違いが有ります。 その解除方法を知っておかないと、土木工事現場退出時の自動タイヤ洗浄機等で洗浄機を壊してしまいます。解除ボタンを押すと再度エンジン始動するか解除ボタンを押し直すまで作動しないので、サイドブレーキレバーを一時的に持ち上げて(制動しない程度)坂道発進補助装置をカットしています。各社この方法で(その時だけ)カット出来ます。 と言っても何の事だか分からないと思いますので、MTトラックを乗務した時にでも思い出してくれたら幸いです。 MT操作は慣れますよ、当社に2台だけ有る9MT車以外は。 積載8トンクラス迄は、基本的に2速発進で6速まで有ります。 それ以上は3速発進で7速まで有りますが、排気量を少なくして積載量を稼いだタイプは2速発進で9速まで有るタイプが主流です。 世の流れはAT化しており、自動段飛ばしシフトするので慣れるまで気持ち悪いですが、慣れたら楽です。 最近では2トンクラスのいすゞエルフでも9速ATです。トラックは低出力車両以外基本的にAMTというタイプで、内部的にはMTです。 ギヤチェンジ操作とクラッチ操作をアクチュエーターが自動で行っているだけです。新型エルフの場合、奇数段走行時は偶数段がスタンバイしており逆も同様です。素早いシフトチェンジで加減速の波を少なくしています。良く出来ていますよ、加速は遅いですが。 案ずる事は有りません。今までMTが慣れなくて退職した人は居ませんし、他の回答者様の書き込み同様に当社でも車両入替時は基本的にAT車を購入していますから。 未だにMTが主流なのはダンプとミキサー車位です。やはり土木現場使用ですからMTになります。
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今の時代、弊社も含めてMT車なんて無いし、今後購入する予定も無いです。 今の時代、人手も足りないし成り手も少ない中でMT車の購入は考えていません。 そもそもMT車のある運送会社には応募に来ても向こうから辞退されてしまう時代ですから… 自転車を暫く乗っていなくてもいざ乗るとなったら普通に乗れるのと同じ感覚です。 乗用車とトラックの違いと言えば、積載量に寄って1速や2.3速発進くらいです。 坂道発進補助装置も乗用車より先にトラックの方が先に導入されましたからね! 最近乗用車で、停止すると自動でブレーキが作動してアクセスを踏む事でブレーキが解除される仕組みは何年も前にトラックに坂道発進補助装置が付いたのが先駆けです。 旅行に行くならトラックで行きたいくらい、今のトラックの乗り心地と装備は凄いです。 ハンドル操作以外はほぼ自動運転並みです。 普通に自動で追従もするし、カーブに差し掛かれば自動で速度が落ちます。
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