日本の遠洋延縄漁船に乗せてもらったことがあります。南太平洋のフランス領ニューカレドニアのヌーメア港です。ちょうどクリスマスの頃で、現地人も何人か乗り組んでいるのですが、敬虔なクリスチャンなので、さすがにその時期は陸に上がるのかなと思いました。 日本人の漁師さんたちは埠頭で座り込んで酒盛りをしていました。たまたま近くに居た私に声がかかり、その輪の中に入ることになりました。彼らは現地人乗組員とコミュニケーションを取らないといけないので、フランス語を結構話します。ちょっと驚きました。 獲れたマグロは焼津から来た輸送船に積み替えます。積み替え作業をする港まで移動するんだけど、乗ってくかと誘われ、乗船させてもらいました。甲板にはフカヒレがたくさん干してありました。鮫も取れてしまうので、ヒレだけ切り取って、本体は価値がないので捨ててしまうそうです。夜間の積み替え作業を見学させてもらいましたが、ぶったまげました。船底の冷凍倉庫から引き上げられる真っ白の巨大な物体が魚だとはとても信じ難かったです。一部については、飛行機で空輸するものもあるとのことでした。 一度、ヌーメア港を出港すると、数ヵ月は戻らず、日本には年に1回、飛行機で帰り、1ヶ月間の休暇を取るそうです。お金を使う機会がないので、かなり貯まるようです。そんな長期間、男ばかりの世界で、娯楽もなく過ごすのは、相当キツイと思います。
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土木と行っても様々で、地元建設業に所属して、8時~17時の労働ならそこまできつくないでしょう。泊まりで遠方を回るような仕事はなかなか自宅に帰られません。安全管理は近年はしっかりしています。 マグロ漁船も、例えば勝浦なんかのキハダマグロ漁などは日帰りです。遠洋漁業になると数ヵ月船内で、海が荒れても逃げ場がなく、人間関係の構築ができてないと辛いでしょうね。
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