解決済み
刑法と刑事訴訟法について、 言い方はオーバーだけど、死ぬほど悩んで、研究した学者さん、研究者さんていますか? 自分の知る限り、都立大の前田先生の、資格学校での刑法のガイダンスを昔聞きました。 その時の題材が、 ①拳銃で、Aを射殺しようとしたら、避けられて、後ろにいたBが射殺された。これをどう裁く? ②監禁したAが、逃げて、犯人Bが追った。 Aは、高速道路に、気が付かず入り込んで、 クルマに轢かれて死亡した。どう裁く? の2題でした。 前田先生が、ある日、大学教授として、司法関係の諮問委員会に参加。その時、若かった先生は、参加していた裁判官に、質問した。 すると、笑いながら、前田君も成長したね、だけど、そんなことは、毎日、さばいて処理してるよ、悩んでいることじゃないよ、実務は。と、半分たしなめられたようです。 しかし、前田先生は、このクダリを、学生に話す録音で、少し嗚咽して、本当に、これから法曹を目指す方には、よーく、吟味、熟考していってほしい。刑法は、わざと、いわゆる故意が前提。刑罰をどの基準で、与えるべきかを、と。 これを聞いて、法律初学者の自分は、うるっときました。 こういう先生って、いますかね? または、法学、特に刑事系は、当たり前に超えられてますか?
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>死ぬほど悩んで、研究した学者さん、研究者さんていますか? >裁判官に、質問した。 ご質問の趣旨がよく分かりませんが、実務に影響を与えた人みたいな話でしょうか。 団藤先生、平野先生、藤木先生とか? 団藤先生、平野先生は言わずもがなですね。 藤木先生なんかは若くして亡くなられてしまいましたが、時代を先取りした理論で生前は学説にも実務に影響与えまくっていた印象があります。 失明しながらも、奥さんの助けもあってなお研究を続けていたそうで。団藤先生がある本のはしがきに藤木先生が失明で残念ながら執筆不能という趣旨のことを書いたら、藤木先生は執筆不能ではないと抗議、団藤先生も次の刷りから訂正したとのことです(団藤『わが心の旅路』。細かくはうろ覚えですが)。 学説というか基本思想的に前田先生は藤木先生の影響めちゃくちゃ受けていると思います。
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