商業簿記 仮受消費税 仮受消費税はなぜ負債で処理するのでしょうか？ 受け取ってるんだから資産じゃないんですか？

Question

商業簿記 仮受消費税

仮受消費税はなぜ負債で処理するのでしょうか？
受け取ってるんだから資産じゃないんですか？

Answer 1

100円のものを110円（税込）で売りますね？
普通そんなことはないですが、利益ゼロで考えましょう。

売却時
現金110／商品100
仮受消費税10

この仮受消費税10は、お客さんが負担してるもので、我々（売手）は預かってるだけです。最終的には税務署へ納めます。

納付時
仮受消費税10／現金10

このように、結局お金を預かってるだけであり、最終的に支払わないといけない義務ですので負債です。

Answer 2

受け取った現金預金が資産なのであって、その相手科目は収益か負債のどちらかです。

Answer 3

仮受消費税

【仮】に
【受】取った
【消費税】
で、後から国に納税する義務がある。

義務は負債。

因に、仮払消費税は
【仮】に
支【払】った
【消費税】
で、後から国に納税する時に差し引く権利がある。

権利は資産。

Answer 4

仮に受けてるだけで、それは国に納めなくてはならないものだからです。
最終的にその額から仮払消費税を差し引いて、差額を納めるわけです。