検査治具の設計について教えて下さい。 検査治具は一般測定機器では作業が難しい製品・部品の品質検査を簡単に行うために…

Question

検査治具の設計について教えて下さい。

検査治具は一般測定機器では作業が難しい製品・部品の品質検査を簡単に行うためにあります。例えば、板金加工された部品を検査治具にセットして穴位置、曲げ位置、穴寸法等を検査確認するためにあります。
位置は部品寸法の交差に合わせて設計すればいいと思うのですが、穴寸法は一般的にどのような考え方をすれば良いのでしょうか。
例えば、製品にΦ10±0.1の穴があったとします。
この時、Φ9.91のピンが通り、10.11が止まるような、通り止まりの二本が必要になりますでしょうか。
現場で確認する際に二本だと工数がかかるのでピン一本で確認できないでしょうか。
どこかの工場で一本で確認しているのを見たような気がして…

素人質問で申し訳ありませんが、よくわからない為アドバイスお願いします。

Answer 1

段付きピンゲージ
通り、止まりを合わせて１本 ！
栓ゲージと何ら変わらず。

テーパーピンにすれば止まる位置から大凡の
値が判るが、厳密さに欠けます。

Φ10±0.1
ぐらいならノギスの測定で充分乍、はめあい公差
のΦ10H7 +0.015／0 は 内側マイクロメータでも
自信がもてる測定にならないが、栓ゲージは通り
止まりの２回で済んでラクチンで厳密です。

https://www.sokutei-gijyutu.com/special_order/%E6%AE%B5%E4%BB%98%E3%81%8D%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%82%B8/