東大法科大学院に在籍している者です。 弊ローにはいませんが、再ロー生は普通にいますよ… 再ロー生というのは、法科大学院を修了したものの司法試験に5回落ちてしまい、また受験資格を得るために法科大学院に入学するような人を指します。 10年落ち続ける人というのは、勉強の方針を根本的に間違えている人がほとんどですね。 予備試験は魔境ですが、司法試験は基本的にどこかで自分の能力の限界に気づくタイミングがあります。 例えば、法科大学院入試(既修)です。 そもそも法科大学院の既修に合格できなかった場合、その時点で撤退して就職活動に移行すれば傷を最小限にできます。一般人より法律に関する知識があることをアピールできることを考えたらむしろ有利かもしれません。 また、司法試験合格率の高い法科大学院(既修)に合格できれば、その後合格を勝ち切るのはそれほど難しいことではありません。 このように、司法試験に挑戦するにあたって、ある程度自身の能力を客観的に確認できるタイミングがあって、そのタイミングで基本的には進路を確定させることになります。 そして、10年以上も司法試験を受け続けるような人には、そのような機会がなかったのだと推測できます。 予備試験はその最たる例ですし、法科大学院の未修もそうです。法科大学院の未修は小論文や面接で合否を判定しているので、合格者の法的素養が担保されていません。彼らは、一度も自身の法的能力を確認することなく司法試験を迎えることになるので、能力がなかったとしても司法試験に挑まなければいけなくなるのです。 つまり、結論としては、司法試験は確かに簡単とは言えないですが、10回も落ちるような人は単純に自身の能力を測り間違えているだけです。 ある程度自分に能力があることを法科大学院入試で確認した上で司法試験に挑めば、基本的には1〜3回で受かります。
法科大学院の先生たちも大変です。 大学間で、合格者数を競い合ってます。 2023/11/20 令和5年合格発表によせて 先日11月8日(水)に、令和5年司法試験の合格発表が行われました。 合格発表によせて、本法科大学院法務研究科長からのメッセージを 以下のとおり掲載いたします。 *** 令和5年司法試験において関西大学法科大学院が輩出できた 最終合格者は、昨年の15名(受験者数に対する合格率28.3%)を 大きく割り込み、7名(内、在学中受験者2名。 受験者数55名に対する合格率12.7%)にとどまりました。 完敗です。 合格の報を手にされた各位には労いとお祝いの意を表しますと共に、 苦渋の涙をのんだ受験生の多くのみなさんに申し訳ない思いをお伝えし、 また、関西大学法学部、関西大学校友会、関大法曹会の関係各位に対し、 平素から多大のご支援ご協力をいただいているにもかかわりませず ご期待に沿う結果を出せませんでしたことにつき、深甚お詫びを 申し上げます。 敗軍の将は兵を語らずと言いますが、黙して語らざるの無責任をおもえば 敗軍の将であるからこそ、苦衷苦辛に耐えて言葉を発しなければなりません。 受験者数・短答合格者数では昨年からほぼ横並びであったことから見て、 論文式試験の結果のいかんが分岐点となったものと考えられます。 また、初回となった在学中受験による合格者が637名に及び、 その反面において、全体としての合格者数の増加にもかかわらず、 これまでならかろうじてであれ合格できたかもしれない受験者らが 圏外に押し出されてしまった、ということもあるのかもしれません。 そうであれば、その「かろうじて合格」水準から「余裕で合格」水準へ と受験生の能力を急向上させるため、短答式試験または論文式試験に おいて他を圧するに足りる能力を醸成しなければならないという、 至極当然の課題に、本法科大学院は、出直し的覚悟をもって 取り組んでまいります。 一つには、学内成績と司法試験合否との間に正の相関関係があること がますます明確になりつつありますから、正課授業と正課外演習との 連動性を一層高め、司法試験が求める能力に一層的確に照準を合わせて いきます。 いま一つには、確実余裕の司法試験合格力は法律基本科目の基礎力を 確固なものとすることなしにはおよそ考えられませんから、急がば回れ、 「3+3」(学部早期卒業+既修者長期履修による法律基本科目の 学び直し〔本法科大学院固有の制度〕)が本法科大学院の教育態勢 としては最も効率的であることを、本法科大学院入学を志してくれる 学生の皆さんに強く訴えていきます。 さらに、セーフティネットとしての一般就職支援にも、怠りなきを 期していきます。 関西大学法科大学院は、このたびの結果を直視し、学生の皆さんの 目標達成のために必要な自己改革を進め、くりかえしになりますが 出直し的覚悟をもって、学生の皆さんと共に、ただ前をのみ見て、 ただ上をのみ向いて、歩んでいきます。 その向こうに、この国に法の名において公平と公正があまねく 実現されることを、夢に見つつ。 関西大学大学院法務研究科長 下村 正明 https://www.kansai-u.ac.jp/ls/news/2023/11/post-21.html 神戸大学法科大学院は、最初の修了者が出た2006年から 直近の2022年までに、合計923名の司法試験合格者を出してきました。 また、司法試験の受験者合格率においても、本法科大学院は、 全国的にみて高い成果をあげてきています。 http://www.law.kobe-u.ac.jp/LawSchool/history/ 令和5(2023)年司法試験の合格発表を受けて 2023年11月27日 11月8日(水)に令和5(2023)年司法試験の合格発表があり、 全体での合格者は1,781名と昨年より378名増加しました。 本法科大学院では、合格者数90名、全国6位の結果となっております。 また、本法科大学院では、合格者のなかでもいわゆる 一発合格(3年次在学中受験&修了後1回目受験)の動向を注視しております。 この観点から改めて合格者数を見ると、受験者数125名に対し、 合格者数は74名、合格率59.2%と私立大学第2位、全国第5位 (受験者数100名以上の法科大学院)であり、昨年(2022年実施)の 合格率43.7%より15.5ポイント増と大幅に上回る形となりました。 加えて、3+2(学部の法曹コースを3年で修了し、法科大学院を 2年で修了する)制度の1期生20名が司法試験に挑み、14名もの 合格者がうまれました。合格率は70%と高い水準を誇り、 「法 科 の 中 央」の存在感を示す滑り出しとなっております。 https://www.chuo-u.ac.jp/academics/pro_graduateschool/law/news/2023/11/68912/ 令和5年司法試験の結果について 令和5年11月8日(水)に,令和5年司法試験の合格発表が行われました。 https://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/jinji08_00196.html 本研究科在学生・修了生からは12名が合格し, 対受験者合格率は13.95%でした。 (法科大学院別の合格者人数順位では19位,同合格率順位では35位。) このうち,在学中の受験資格(法科大学院課程の在学及び 司法試験法第4条第2項第1号に規定する学長の認定により 得られる受験資格)で5名が合格しています。 合格者の中には法学部の出身者や,平日夜間・土曜の授業で 学んだ社会人の方等,様々な方が含まれています。 それぞれの立場で学びを継続し,見事に合格を果たされたことを 心より祝福いたし,合格された皆様が本研究科で学んだことを礎として, 社会の様々な場所で活躍されることを祈念いたします。 日本大学大学院法務研究科 https://www.law.nihon-u.ac.jp/lawschool/news/430/
受験資格は5年で5回までしかないよ。もう一度法科大学院に行かない限りは,10年間儲け続ける事はあり得ない。尚,予備試験合格者は数回で必ず受かるから。
通常、国家資格や検定試験の勉強時間は 勉強を始めた時からカウントいたします。 従って司法試験の場合なら ロースクールや予備試験組なら司法試験予備校に入ったタイミングが計算の起点になります。
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