解決済み
私は先天性の股関節変形症です。仕事が重たいものを持ったりいわゆる労働が加わる仕事があまり出来ません。今までほぼ避けてきただけあり、腰などの腰痛は一切ないんですが、歩行するだけで脚が痛む様になりました。いま整形外科に通院中なんですが、私は主人の扶養で専業主婦です。自由業(個人はしてます) このまま整形外科に一生通うことに成るでのしょうか?この脚だと正直普通のお仕事をするのは難しいのと、事務等と言われるんですが、私は20代のとき事務職であまり好きではないです。とくに数字を扱う仕事をしていたためミスが許されない空気感が苦手。その他の事務はしたことはありませんので分かりません。 ちなみに主人すると治るとの事なんですが、私の年齢から平均寿命で考えると2度必要になるみたいであまり医者からは勧められませんが、早死にするかも知れないので私はあんまり気にしてないんですが、 ダウンタイムがどのくらいなのが気になります。 主人の扶養だから一応3割負担で治療を受け続けるのは可能なんですが、このまま手術なしだと、それまで整形外科に通い続けることに成るんでしょうか? 仕事もしてないのに、脚がいたいと言うのも不思議なんですが、私の場合歩くだけで痛いんでいまは薬でどうにかしてます。もし普通の会社員として仕事したら病院に通う暇なんて私の場合はなくて、いま自由業だからかろうじて病院のスケジュールを多数組める状況になります。 解決方法は無いでしょうか?手術のダウンタイムは大腿骨なんでかなり長いでしょうか?
誤字脱字多いんですが、 ちなみに「主人」すると治るとの事なんですが、私の年齢から平均寿命で考える↓↓ 「主人」←「手術」です。
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あなたのご年齢が判りませんが(股関節疾患では重要です)、 「先天性の股関節変形症」だとすると、現在は「二次性変形性股関節症」ということでしょうね。。 私は先天性股関節脱臼(ギプス治療で「治った」と)からの二次性変形性股関節症による内反骨切り術(16歳右)・人工股関節置換術(THA:3年前65歳右・半年後左)の経験者です。 年齢により手術は骨切り術(RAO等)か人工股関節置換術(THA)の選択になると思います。 RAOで一生過ごされる方もいらっしゃいますが経年劣化でTHAに移行される方は多いですね、私の同級生の女性もそうでした。 THAで問題になるのは「人工股関節の耐用年数(再置換術までの期間)」ですね。昔は15~20年と言われていたものが、今では「35年以上」という医師も多くなりましたよ。海外大手メーカーの開発実験段階では50年以上の結果が出ています。 メーカー側での人工関節の改良と医師側の術式向上によるものです。 過去に「15~20年」と言われたのは2000年以前のものですが、 大阪大学では、1987年から1990年の手術では20年後で約90%の方が再置換せずに生活しているというデータがあります。(2010年調査) 筑波大学附属病院では、25~30年前に行った人工股関節手術の術後調査では、手術後25年時点で86.4%の患者さんに大きな問題がなかった という2016年論文があります。 日本はTHAにおいては後進国ですが、2003年頃から改良が進み手術数が増加しました。 近年では人工股関節専門医の場合には若い年齢でも症状によっては奨励し、痛みの無い生活を勧めることも近年増えています。 現在では再置換術に至らない確立は95%以上とも言われますが、30・40歳台の方には再置換術の可能性は医師側としては伝えています。 人工股関節の耐用年数に関わる人工関節側の問題では、軟骨役の「ライナー」部分が改良され、現在の主流は「クロスリンクポリエチレン」で、年間の摩耗は0~0.1mm、ライナーの厚みは約5mmです。 また近年は東大と京セラの共同開発による「アクアラ」も長寿命が期待できます。 以上のような状況からTHA専門医では今では10歳台から手術する医師もいます。私の主治医もTHAに特化した名医ですが実施していますね。 入院は10日間、キズの長さ7cm、入院費用は手術総額180~200万円ですが3割負担と高額療養費制度の限度額適用認定証を利用すると、実際の支払額は12万円前後でした。 下記は私がTHAを受けた病院サイトです。 東京ヒップジョイントクリニック https://www.tokyo-hip-joint.clinic/ 人工股関節は金属(主にチタン)に代わり、そこには痛みを脳に伝える神経がありませんから痛みません。この手術が「除痛手術」と言われる由縁です。 私の右は長年の経年劣化で臼蓋はすり減って無くなり一直線状態、これでは臼蓋側の設置が出来ないので切り捨てる大腿骨頭から必要な大きさの骨を切り取り、土台として臼蓋に骨移植術併用、脚の開きが極端に悪かったので内転筋切離術併用で、医師いわく「最重症例」でした。 手術時間50分。脚長差3.5cmは揃いました。 右は術後翌日から歩行器訓練開始し2日で両松葉杖になり、廊下歩行・トイレ・シャワー入浴・階段昇降が出来るようになり10日間で退院。 骨移植のため両松葉杖は1か月半使用、その後1本杖で2週間、自力歩行が可能になり、術後3か月過ぎには50mを15秒で2本続けて走り、そのまま1時間しゃがんで庭仕事が出来ていました。 半年後の左は長年庇ってきた側ですが大腿骨頭の1/3が骨嚢胞(水風船状態)。こちらは一般的なTHA(手術時間40分)で手術翌日から歩行器は2日間で卒業し1本杖に代わり、術後5日目には杖無しで自力歩行ができていました。医師の指示で1か月半は杖使用でしたが、退院後の日課の散歩でも適度に自力歩行でした。 現状では経年悪化を止めることはできませんので、 どうかご検討ください。 おだいじに。
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