面接で既往歴、通院等を聞くのは問題ないのでしょうか？

Question

面接で既往歴、通院等を聞くのは問題ないのでしょうか？ネットで調べるとリスキーであったりグレーゾーンの質問のように取れますが、その一方で聞かれた側は虚偽のことを言ってはいけないように書かれいてる傾向があると感じます。聞くこと自体、グレーゾーンなのに答える方は嘘をついてはいけないと言うのはいまいち腑に落ちません。

また、〇〇という病気を持っているのか。なるほどじゃあこの人はいらない。なんて言うのはありなのでしょうか？（片腕が不自由など明らかに業務に支障が出るならともかくそうした確証がない病気のケース）

Answer 1

既往歴、通院歴は、個人情報保護法における要配慮個人情報にあたるため、原則聞くことができません。

もし、人材紹介などを営むエージェントの立場であれば、既往歴をお持ちの方が自ら病気がある旨申告してきた場合も、面接する企業に伝えていいかどうか本人の同意をとる必要があります。

そもそも企業は面接で既往歴について聞いてこないと思いますが、聞かれた場合は、候補者は正直に答えたほうが良いでしょう。

面接で病気や持病があることを伝えると、内定を獲得する上で不利になってしまう可能性があります。
そのため転職者としては、病気や持病を隠したいという気持ちもわかりますが、病気や持病を伝えずに後からバレてしまった場合、トラブルを引き起こす原因になる恐れもありま
す。

ただ、既往歴があるから、という理由で面接NGにする、というのは、 【企業の採用選考は厚生労働省のガイドライン「公正な採用選考の基本」に則って行われるべき】なので、なしです。