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長い時間をかけて、消防の公務員試験に失敗しました。消防士になりたかったのですが、軽い難聴を持っており、ただ難聴と言っても障がいとかのレベルではなく、普通に生活する分にはほとんど支障はありませんでした。 救命の専門学校へ進学し、消防の採用試験では身体基準の聴力が「正常であること」のところもあれば「重大な支障のないこと」のところもあり、後者に近い記述のところを中心に受験をしていました。 専門学校の卒業年度含めて4年で10回ほど試験を受けたのですが、なかなか結果は出せず、一度は民間で就職することとなりました。 就職後に民間でも空港や発電施設の消防業務をする会社があることを知り、問い合わせをしたところ、消防の経験やせめて大型免許等の戦力となる要素がなければ…ということで、大型免許を取りました。ただ、自分は地方在住で、そういった会社は比較的大きな都市にあることがほとんどだったのですが、ちょうど免許を取り終える頃に某感染症のピークだったこともあり、断念せざるをえない状況となりました。 数年経ち、やはり消防が諦めきれなかったものの、その頃には年齢制限に引っかかるところも多く、そのなかでかつての第一志望先は大卒であれば年齢制限が緩和されることもあり、 どのみち多忙な仕事で受験もままならないと思い、給料はかなり減ったものの休みの多い仕事に転職して通信制の大学に編入しました。 そして今年度卒業見込となり、かつての第一志望先を再度受験して合格となりました。 しかし、合格後身体検査書を提出し、聴力検査で所見ありとなり、精密検査の結果を出してその1ヶ月後、聴力が理由で合格取り消しとなりました。 その時に、本来であれば過去にその消防を受験した時も合格だったものの、以前は試験の途中段階で身体検査書を提出していたため、最終結果を出す前に弾かれていた、ということが複数回起きていたとも判明しました。 聴力はやはり自分自身、助ける人、仲間、すべての命に関わると言われてそれは何も間違えてはいないと思います。正しいです。 正直、10年という時間のなかで、当初より聴力はやや落ちてしまった自覚もありました。それでも、過去の受験時に精密検査をさせてくれればまだ基準範囲内だった可能性はありますし、要項に具体的な条件を書いてくれれば…と思ってしまう部分もあります。たとえば眼鏡やコンタクトが認められるのであれば補聴器は駄目なのか?とも。 消防を一度諦めてから就職した会社も、それまでのアルバイトも全部、消防に必要なスキルを身に着けたり資格免許を得る機会があるかや対人力を伸ばせるかが基準として選んでいました。 それらも、これまで消防を目指すためにやってきたことも、少なくとも消防のためという意味では全部無駄だったということになります。 10年間、長かったのになぁという気持ちです。仲のいい友人にも、家族すらも「どう言葉をかけていいか分からない」と言われる状況です。自分自身ショックが大きすぎてもはや気持ちが整理できなくなっています。 他方、消防を目指し続けたことで、沢山の資格やスキルが身につき、社会人経験や自立した生活力、大学も卒業目前となるなど、得たものが多すぎて「自分の10年を返してくれ」とも言いづらい状況です。 どうにか折り合いをつけるしかないし、受験だけをして後がない人と比べれば恵まれた状況なのも分かりますが、気持ちのやり場がないです。
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