解決済み
法曹三者についてです。検察官や裁判官は弁護士よりもなるのが難しいと聞いたのですが、検察官や裁判官は司法試験において成績の高かった者にしかなれないものなのでしょうか?それとも他の条件が有るのでしょうか。 有識者の方、ご回答お願い致します。
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法曹になるためには司法試験に合格する必要があり、更に司法試験に受かった人は、司法修習という研修を受けて、修了して初めて法曹としたら働く資格を得ます。司法修習を修了した人は全員弁護士になれますが、裁判官や検察官になりたい人は、単に司法修習を修了するだけではダメで、司法修習中に教官の推薦を得る必要があります。推薦を得るためには、司法試験で上位合格しているだけでなく、司法修習中の試験で高評価を得る必要があります。そのため、なりたい人が全員なれるわけではなく、おおよそ2〜3倍くらいの倍率だと思います。そのため、一般論としては、弁護士になるよりも裁判官検察官になる方が難しい、と言われます。ただし、司法修習生全員が志望するわけではなく、感覚的には50人中、検察志望5〜10人、裁判官志望が5〜10人、その中から検察官と裁判官がそれぞれ3人生まれる、というイメージです。 法律関係の動画をYouTubeで配信してますので、よかったらどうぞ。 https://youtu.be/ZD4ADkzOdKA?si=g2CVDlmsMIMfUpvr
各教官から推薦を受ける事が出来る条件は下記によります。 ・検事任検 1.司法修習の成績の中でも,検察修習の成績が最重要視される。 2.次に,検察起案,刑栽起案,民栽起案の順で評価される。 3.採用は毎年70人前後であるが,各クール各収集場所で任検希望者の優秀者が250人程度いるので,加点要素が大事になる。予備試験合格者や司法試験の席次も加点要素。概ね30歳を超えると減点要素。 ・判事補任官 1.予備試験合格者を最重要視。 2.次に司法試験席次上位者,司法修習の成績,出身大学・出身大学院の順で評価される。 最近は,修習層の採用に苦労しているようで,大手ローファームとの採用競争にすっかり負けている。その証拠に判事補の定員に関する法律を毎年改正して,定員を少なくしている。
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