デザイナーへの転職活動時における作品集のプライバシー 現在DTPオペレータをしており、広告関係のデザイン部への転職を考…

Question

デザイナーへの転職活動時における作品集のプライバシー
現在DTPオペレータをしており、広告関係のデザイン部への転職を考えています。転職活動の際に作品集が必要だと聞きました。現在私が会社で作っているのは
・企業チラシ
・通販カタログ
・名刺
・卒業アルバム
・その他パンフレット などの印刷物全般です。

転職活動時の作品は、自社で制作したものを持っていってもよいのでしょうか？

会社で作ったものはまだ一般に出回っていないものもありますし、
名刺や企業チラシなど、すべてにおいて顧客の情報が記載されているわけで・・・・

それを社外に持ち出すことは“情報漏えい”になるのでは？と疑問に思いました。

このあたりはどうなるのでしょうか・・・？

仮に制作した名刺を“作品”として持っていくとすれば、何か対策を取ったりするのでしょうか？

個人的に絵を描くのが趣味で、グラフィックアートなども制作しておりますが
勿論 商品化を想定したものではないので持ち込むには説得力に欠けて不十分だと考えています。

私としては出来れば実際に商品になっている、会社での作品を提出したいのですが、顧客情報のことを考えると・・・・やっていいものか分かりません。

ご存知の方がおられましたらよろしくお願いします。

Answer 1

よっぽどの事がない限り実物（刷り上がり）を持参することはあまりしないと思います。初めての転職でしょうか？学生から社会人になって実際に世に作品を送り出すようになってワクワク感があるというか「実際に商品になりました！」っていうのを実物を見せて説得したい！と思うかもしれませんが、見せられる側にとってはあまり重要じゃないというか、「ふーん」って感じです。なのでデータを使って作品集用にレイアウト（例：チラシ表裏を1ページにまとめる。冊子なら表紙だけ大きくして他のページは小さくなっても1枚の紙にレイアウトとか）してファイリングして持参する人が多いです。POPとかのぼりとかパッケージとかならデータの横に実際に施工されたり、できあがった物をデジカメ撮影して載せるとかがいいと思います。

当然作品をレイアウトしたら実物サイズじゃなくなるのでロゴマークなどは見えても実際の電話番号とか住所とか、そういったところは肉眼での確認は出来なくなります。きになるならその部分だけぼかしたりの処理をくわえたりしたら如何でしょうか？

あくまで就職活動用ですし、ネットに晒して不特定多数の人に情報を見せるというのではないのであまり気にせずに良いと思います。
ちなみに私はデータをJPEG化してA4サイズにレイアウトしてファイリングして持っていきます。自身のある物を最初の方にまとめ、なるだけ見開きで展開できるようにします。台紙も処理を加えて「ただ単に並べたんじゃないぞ」というところがわかるようにするのもポイントです。

Answer 2

オペレーターだったら、作ったものは結構多いんじゃないの？
だったら、リスクがあると思うものは出さなきゃ良いじゃん。

まぁ、デザイン業界の面接っていうのは、大抵中身が見たいんじゃなくて、どういう風に作り、それにどれくらいの時間をかけて、何を考えてこの仕事をしているのかを見たいだけだから、中身なんて覚えてないけどね。

リスクが発生するとしたら、チラシを競合の会社に見せるときとか、発表の時期や方法に対して最新の注意が必要だと最初から分かってるものくらいじゃないの？

名刺にしたって、大事なのはデザインであり、そこに書いてある人名や社名、住所なんてのは何だって良いわけ。
名前を佐藤太郎、住所を中央区室町1-2-3、電話番号を03-3456-7890みたいに適当なものにしておけば良いじゃん。

それよりきみは大事なことを忘れている。

いいですか？
きみはあくまでもオペレーターです。
デザイナーでない以上、きみを判断するのはデザイン力ではなく、オペレーション能力。
つまりどれだけ手を動かしてきたかということ。

きみが作ったものはすべて、どこかのデザイナーかアートディレクターが考えたもので、きみはそれを文字通り作っただけに過ぎない。
だからきみが作品と呼んでいるものも、本来はきみのものじゃないわけ。

しかし、人のフンドシを使ってでも勝負してみるときはあるかもしれない。
そんなときに、大して価値のない顧客情報がどうのこうのとオロオロしてるようなら、転職しないでそこにいなさい。

きみは何がしたいの？
転職してデザイナーになりたいんでしょ。

だったら、面接する会社に応じて持っていくものを選別するくらいの工夫をしたら良いだけ。
何が本当にダメで、どの程度だったら良いかなんていうのを本気で分からないの？
あるいは、すごく気に入っててどうしても見せたいものとかもあるでしょ。

何も見てないけど、たぶんオロオロしてるだけで、大抵見せても良いものなんじゃないの？

こういうことは、常識ある社会人なら誰でもできるよ。