将来性がある仕事はイコールあなたの将来性には結びつかないよ。こういう質問はあるあるですが、養成過程には上は旧帝大クラス、下は進学したけど資格持ちになれるほうが珍しいという学校まであります。社会常識として待遇や積み重ねるキャリアが同じというのが無理があります。何とか資格は大卒と同じ就職のエントリー資格です。今や難関私立大学は言うに及ばず旧帝大にもコメディカルの学科はあります。医療はどんどん進んで専門性が高くなっています。コメディカルの世界も学歴社会になりつつあります。 頭の良い連中の養成過程の数は増えていません。増えなければ卒業してくる数も同じです。有利な就職先の定年退職入れ替わり組に入るだけで良いんです。逆に底辺学校は数が増えたので人生ハードモードです。要するに資格さえあればウェルカムの時代は終わっています。 学校教育で10年ぐらい「将来、自分が向いている職業は?」と考えさせられても『優秀そうな奴』から順番に人生の選択肢がある!という社会のルールは一切変わっていません。「有利な就職先は難関大学卒業連中から」は世界の常識です。 作業療法士と介護士の職種と明確な違いは規定する法律が違います。 作業療法士は学校で習うことと臨床での必要とされる内容がかなり違います。学校での努力がリアルの成果に直結しません。日本の作業療法士は諸外国の様に高度な知的専門職(ホワイトカラー)ではありません。作業療法士の未来が明るいというのは、諸外国のように高度な知的専門職(ホワイトカラー)として日々働いている作業療法士の話です。作業療法士と理学療法士の間で明確な職差はないのは日本だけです。作業療法士が理学療法士に交じり現場仕事するなんて世界中で存在しません。そもそもから違う別の職種なのに一緒の「理学療法士及び作業療法士法」は世界レベルでみるとジョークです。雑談ですが(ブルーカラーVSホワイトカラー的に)肉体労働者(ブルーカラー)の理学療法士は高度な知的専門職(ホワイトカラー)にちょっと軽いコンプレックスを抱いたりするのはワールドワイドでみればスタンダードだったりします。 もうちょっと説明すると、例えばアメリカで作業療法士/理学療法士になるには最低でも修士号が必要ですが、2027年からは最低でも博士号が必要になります。つまり、作業療法士/理学療法士は(大学を卒業してさらに4年間大学院で学ぶ必要がある)超高度な専門職として位置づけられています。作業療法士という高度な専門職が診療報酬請求などを含むマネージメントに携わり認定作業療法助手(4年制大学の養成コースと国レベルの認定試験合格が必要)を監督して日々の業務を行っています。さらに説明すると、発展途上国であっても養成している国では大卒↑が必須です。彼らはその国のエリートです。 日本では「作業療法とは身体又は精神に障害のある者に対し手芸、工作その他の作業を行なわせる」と法律で規定されています。現場で汗を流して、というブルーカラーの仕事が法律で規定されています。いわゆるヘルパーさんの上司が作業療法士なんてところはほぼ存在しません。はっきり言えば作業療法士は介護士の職種と大きく似ている」のは奪われた作業療法士の仕事です。諸外国なら作業療法士の職域を他職種が行っています。余暇活動とか生活援助という名の下に作業療法を介護職が日々行っています。介護福祉士は介護の専門職であり作業療法の専門職ではないはずです。作業療法士が基本的動作能力の回復を図るなんてしていません。と回答したら、 >完全に理学療法士と作業療法士という役割、定義を履き違えていますね。私はPTが歩行、OTが手と分けて考える時代は古いと思いますよ。大学や専門学校でもそんな考え教わりませんでした。実際海外ではOTの方が優遇されますし、将来性を考えるとPTの方がロボット等に乗っ取られ必要性の低い職種だと思いますよ。10年後に残る職業はどっちかというとOTです。私は患者の生活に必要であれば歩行もしますし、高次脳もみます。精神疾患があればそこも評価します。むしろPTは歩く、立つ以外何ができますか?高次脳を意識して介入してる人、そんなにいますか?考えが古いです。 と返信がつきましたが、法律の規定は変わっていません。厚生労働省は「身体よりのリハビリに偏重しているのが問題」「効果の無いリハビリは医療じゃない」from 理学療法士協会発行の雑誌。という通達を出しています。 最後にhttps://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12201991762?__ysp=5L2c5qWt55mC5rOV5aOr44CAMTDlubTlvozjgavpnIDopoE%3D という話が出てきます。私はこれを否定する材料を知りません。もしあなたに作業療法士を勧める誰かから、否定する材料が入手出来たら教えて下さい。
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