施設で暮らす子供達は虐待以外でも様々な理由で生活していますが、同じなのは親と暮らせず、親の愛情を受けることが少ない(又は全く無い)まま成長してきたと言えるでしょう。 社会に出るまで一般とは違った管理された施設で育つと、その子供達は周囲の人との距離感が分からず、信頼してはいけない人を信頼したり、信じるべき人が分からなかったりするんです。 ですから、簡単に騙されたり、人を信用できなくなったりする人もいます。 必ずとは言えませんが、多くの子供達に支援者がいないのも事実です。 なにしろ、卒園したら「はい!今日でサヨナラ」が児童養護の実態で、児相も「今日から関係ありません」で終わりです。 利用できる間(施設で保護中)は、お金になるから面倒を見ますがお金にならないとなると切り捨てるのに容赦しない施設や権力者(理事)が多いので。
「児童養護施設施設出身」ということを本人が周りに吹聴しない限り、職場でそのことを知っているのはごくわずかだし守秘義務もあります。 職場で「親が頼れるかどうか」を問題にする機会はあまりないと思いますね。 まあ個人経営だったり同族経営で他人があまりいないなら仲間外れもあるかもしれませんが。
前提として、児童養護施設出身の人たちが職場で差別を受けるとか、利用されやすいかとか、そこをまず検証してみないことには…。 ただ、そうした人がいるということは、悲しいかな聞いたことはあります。 施設出身うんぬんは別として…ですが。 むしろ、職場で差別する人や、人を利用する人のほうに問題があるのではないでしょうか。 自分より立場の弱い人、歯向かってこない人、誰にも相談せず頼れず、泣き寝入りしそうな人を、そういう輩は鋭く見抜き、ハラスメントをおこなうのです。 それはまるで性犯罪者が、抵抗しない人や制圧できそうな人を選んで加害に及ぶ。その図式と似かよっています。 学校に蔓延するいじめ。職場に横行するパワハラ。学界にはびこるアカハラ。現在ようやくメスの入ったジャ●ーズ事務所の性加害問題…みな同じ構図ですね。 きっと被害者も抵抗したかったでしょう。本当に嫌だったでしょう。声を上げたかったはずです。 かと言って、被害者を非難するのはまちがっています。根本的に悪いのは加害者であり、見て見ぬふりをして加害に加担した人々にも責任はあるのです。
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