簿記二級の工業簿記の総合原価計算について質問です。

Question

簿記二級の工業簿記の総合原価計算について質問です。月末仕掛品の原価を求める際に、先入先出法なら材料投入費、また平均法なら月初仕掛品と材料投入費の合計から、単価を求めて月末仕掛品の個数をかけることで原価を求めています。しかし、これは結果的に完成品と月末仕掛品の単価が同じになっていますよね？これはなぜですか？

仕掛品であれば加工費が完成品よりも少額であるはずなのに、なぜ最終的に完成品と仕掛品の単価が同じになっているのかわかりません。
宜しくお願いします。

Answer 1

製造工程の始点(0%)で材料を100％投入しているなら1個あたりの完成品に含まれる材料費と月末仕掛品に含まれる材料費には差がありません。

対して加工進捗度の変化に比例する加工費の計算には実在量ではなく完成品換算量を使っています。
完成品換算量は実在量に進捗度を掛けた数量。

すなわち加工費単価に進捗度を掛けて単価を調整するのではなく
実在量に完成品換算量をかける事で数量を調整して月末仕掛品原価を計算しているのです。

Answer 2

日商簿記3級と全商簿記2級持ってます。

問題集の話であれば、、、理解しやすいよう簡単に作ってあると思うので、同じになる事は出てくると思います。
難しい問題だと捻ってあって変わってくるものもあるんですけど…。

引っかかってる問題集の画像とか用意出来るなら、貼った方がより分かるかと思います。