元採用担当のおぢさんです。活字で手短に書きますので、厳しい感じがしたらご容赦くださいね。 結論から書くのなら、持っているだけで就職に役立つ資格は存在しません。まぁ、地方の会社なら運転免許必須というところもありますが、その程度ですね。 資格・免許と呼ばれるものは、国家資格(税理士、運転免許等)だけでも300以上。民間資格(英検・漢検等)まで入れると数千あるといわれていますが、少しでも「求人需要がありそうだ」との風聞が広がると、みんなが殺到します。結果、数年で資格保持者がオーバーフロー(過剰)するとも言えます。 逆に言えば、その会社(求人)での業務に役立つ資格以外を取ったとしたら、どんなに難関資格であっても履歴書の資格・免許欄が一行埋まるだけだったりします。会社さんによっては、「大学以外の勉強も頑張って偉いね」くらいの評価はしてくれるかもしれませんが、それはあなたのスタンスへの評価であって、資格そのものを評価してくれるわけではありません。 つまり、目指すべき道が定まらないとどうにもならないというか、順番が逆ということになります。例えるなら、旅行先が決まらないのに、交通手段を先に選ぼうとするような話です。 そして、資格や免許で価値があるのは、勉強時間が数ヶ月以上かかるものですから、当て推量で適当な資格を取ることがいかに時間とお金と努力の浪費になるかということでもあります。 もちろん、資格取得や勉強が趣味であるというのであれば、いろいろやってみるのも自由ですが、こと就活のためにとなると、手段として有効な資格を見極めなければ意味がないのです。
< 質問に関する求人 >
芸術(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る