公共工事は民間が主導で計画を立ててやることはありません。
土木工事は国や地方自治体から発注される公共工事(質問文では公務員の土木職)と民間の会社や個人から発注される民間工事があります。公共工事でも民間工事でも仕事を発注する側は「発注者」、仕事を受注する側(質問文では民間企業)を「受注者」、受注者から仕事の一部を請け負う会社を「一次下請」、さらに一次下請から一部を請け負う会社を「二次下請」と呼びます。また、一次下請からしてみれば受注者は「元請」になります。 なお、工事業者には、公共工事のみ、民間工事のみ、公共民間の区別なく行う会社があります。 受注者側である工事業者は通常発注者から示された設計図書に基づき工事を行いますが、民間工事においては設計段階から工事業者が実施する物件も少なくありません。また、公共工事においても大型の物件では昨今少しずつそういった方式での発注がされ始めております。
マツダは東洋大橋と呼ばれる長大橋を施工して専用道路(私道)として使用してますし、宇部伊佐専用道路も製品搬出の専用道路として、一般道度での走行は許されない44トン積みトレーラーを2両連結して牽引するダブルストレーラが走っています。 数多くの大企業が専用道路や専用鉄道を施工してますが、官公庁の発注量に比較したら1件の金額は多くても年間の発注金額は官公庁には及びません。 施工会社は官公庁からの受注したり、その1部を下請けとして工事をしたり、仕事の無い時期には民間の擁壁などの工事もします。
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