内定先の２社で迷ってます。（銀行員かメーカー営業か）

Question

内定先の２社で迷ってます。（銀行員かメーカー営業か）大学４年の男です。

就職活動を終え、地元の銀行と、あるメーカーから内定をいただきました。

メーカーのほうは、自分にとって縁もゆかりもない土地に本社があり、全国各地に配属されます。
業界では大手で、知名度もありますが、財務状況、経営状況がよくありません。

将来的な平均年収の目安もチェックしましたが、あまりよくありませんでした。

一方、銀行は地元ということで、実家から通えるので住居費などはかかりません。
また、長男ということもあり、地元で家族のそばにいられることは良いことです。
家族も自分には地元に残って欲しいといってました。

しかし、内定したものの金融に関する知識が全くない自分が、銀行員としてやっていけるのかとても不安です。

もちろん判断するのは自分自身ですが、人生の先輩方の意見も聞きたいです。

地元銀行で働くことのメリット、デメリット。
メーカー営業のやりがい、大変なこと。

何でもいいので意見お願いします。

Answer 1

私は、証券・銀行・投信運用会社と金融業界だけで仕事をしてきましたので、ご質問の中で「地元銀行で働くことのメリット、デメリット」のところだけお伝えします。

地元銀行でのやりがいとしては、①おっしゃるように地元にじっくりと腰を据えて仕事ができることだと思います。今後、結婚して子どもができて年を取った両親の面倒を見て…ということまで考えると、将来設計が立てやすいことがメリットだと思います。②ジョブローテーションがあるので、個人業務・法人業務・システム企画といった仕事をオールマイティーにこなすことができます。私は旧政府系金融機関に勤務していたことがあるのですが、都銀の場合はリテールならリテール、ホールセールはホールセールとある程度はっきり分かれます。ちなみに、私は富裕層対象のプライベート・バンカーだったこともあるのですが、リテール業務しかやったことがありません（一般的に、エリートコースは法人業務・融資業務などで、リテール業務は出世コースから外れた人の行き先といっても過言ではありません）。証券会社でも「カネ集め」はできますが、金融業界の中でも銀行員にしかできないことは、「融資業務」と考えると、融資業務の知識・経験を得られるのは大きいと思います。
デメリットとしては、①金融に関するスキルよりも、人間関係で仕事をする面が多いこと。特に地銀がメインとする預金集めは、かなり泥臭いです。ほぼ横並びの低金利預金に預けてもらうために、涙ぐましい努力がなされます②入行時点で、ある程度将来の待遇が決まってしまっていること。いわゆるキャリアとノンキャリアみたいなもんです。地銀行員がとりあえず目指すところは「支店長」になりますが、これになれる人となれない人、若くしてなれる人となれない人と分かれてきます。しかも、ある程度年齢を重ねて出世コースに漏れた場合は、銀行の子会社や関連会社、或いは取引先に「出向」や「転籍」させられます。堅実と思われがちな銀行員ですが、定年まで銀行に残れる人ばかりではないんです。③最近、積極性も評価されるようになってはきましたが、未だ「失敗しないこと」が大きく評価されます。保守的な世界です。

ご質問の中に、「内定したものの金融に関する知識が全くない自分が、銀行員としてやっていけるのかとても不安」とありますが、心配いりません。銀行に入ったら、資格取得はノルマのように課せられますので。その証拠に、あなたはちゃんと内定を得ているわけですから。

最後に個人的な話ですが、私自身が就職活動をしていた時は「ずっと地元で暮らすんだ」と思っていたんですが、結果的に四国地方→中国地方→北陸地方→東京・米国とコロコロと引っ越すことになってしまいました。私もあなたと同じ長男なのですが、いま考えると、多少窮屈であっても、地元でのんびりと仕事するのも悪くなかったかなと思います。私は、自分なりにキャリアアップしてきた自負はあるのですが、いざ地元にUターンしようとしても、年齢や経験業務などの制約があって、そう簡単にはいかないんですよ（地元へのUターンを口すっぱく言ってくる両親に実際に私が言っていることです）。こういったことを考えると、地方銀行で仕事をされた方がいいのかなと思います。

Answer 2

俺なら迷わず銀行員だね。

Answer 3

自分も４年ですが、あなたが今まで何をしてきたかにも依りますし、何をしたいかにも依りますし・・・

営業のメーカーと言われても、何のメーカーかもわからないし。
ただ営業はやはりノルマがあって大変みたいですね。

銀行員はメガバンクなら大変らしいですが、地方なら結構楽と聞きますし、収入もあると思います。
また、実家も近いということで、銀行員の方がいいように感じますが？

知識がなくて自信がないのなら勉強したらいいじゃないですか。
もしくは知識がなくても採用してくれたということは教育などで何とかなると判断されたんじゃないでしょうか。