解決済み
Webデザイナーに関して質問です。 現在、サービス業に従事している26歳です。 今の会社は人間関係は悪くないですし年収も4年目で400万を越えているので個人的には悪くないと思っています。しかし、年間休日が100程度で盆や年末年始は仕事、公休も取れないことがあったり、有給なんてほぼ使えません。 また、仕事自体は嫌いではないですが、この会社で昇進して自分がなにをしたいのか解りません。 将来結婚して妊娠や出産、子育てをするにあたって仕事は辞めたくないので、その辺もこの会社だとプライベートが少ないので厳しいと思い、デスクワークできる仕事としてWebデザイナーを目指して転職を考えています。 ちらっとですがWebデザイナーへの転職について調べていると、昇進できない、昇進できないので給与があがらない、30歳までにフリーランスになるべき、残業が多いのに安月給、などあまり良くない話ばかり…。 最初は給与が低いのは覚悟していたのですが、個人のスキル次第で伸び代がある業界だと思っていましたが、現実はどうなのでしょうか? 極端に給与が低いなら今の仕事を続けるべきなのか…。 またコーディングも基礎は学びましたが、できればデザイナー寄りの仕事をしたいです。 美大や専門には通っていないのですが、転職できますでしょうか? ちなみに今できることは、Photoshop、html、css。 どれも基礎のみです。 イラストレーター、JavaScriptも勉強しましたが、実践で使えるほど理解は深めていません。 スクールでの課題含めて架空のWebサイトを4つほど作成しました。
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現役でグラフィックデザイナーやっています。(正社員、ジュニアクラス) 26歳で400万円年収があるならデザイナーへの転職はオススメできないですよ…。かなり無謀です。就職できても派遣かアルバイトで年収250万円スタート、それでも文句言わない、というなら止めないです(派遣デザイナーの底辺はこの辺の年収です、昇給はほぼないです)下手したら、生きていけないですよ。 ◆デザイナーの休みと昇給、残業について 電通事件があったようにクリエイティブ業界は昔はどこも激務だったので、その風潮を変えたいという経営者は少しは出てきています。私は現在の制作会社に出会うまで一年半かけて100社以上面接してきましたがうち2~3人いたかな、という感じです。いますが、本当に少ないです。残りはまだ昔の風潮を捨てきれない制作会社・代理店という感じです。ものづくりというのは非常に時間がかかるので、基本どのクリエイティブ企業もみなし残業、専門型労働裁量性を採用していることが多いです。なので、クリエイティブ業界の休み、残業、昇給に期待してはいけません…。よっぽど運が良くて、スキルがないと、デザイナーの待遇に気を配るホワイトな会社には入れないです…。私も環境・待遇を変えたくて転職活動をしていましたが、滅茶苦茶苦労しました。デザイナーとして採用してもらえないかもしれない恐怖と、毎日減っていく貯金とにらめっこして、時には親にも助けてもらったりして転職活動するのは本当に病みます。 ◆基礎だけでデザイナーになれるか? 私は専門での成績は常に首席にいたようなレベルで、イラストも描けるし、グラフィックデザインもできるし、(得意ではないけど)WEBデザインもできる、実際に印刷所とのやり取りもして印刷物を発行できるし、クライアント応対、illustrator、Photoshop、クリスタなどのグラフィックソフトは殆どプロ並に使えます。卒業後はディレクションやフリーランスでデザイン業務をしていました。それでも正社員デザイナーになるのは一年半かかりました。 Photoshopなどの基礎を使えるのは、クリエイティブの世界では当たり前なんです。常に時間がないので、仕事中にソフトの操作なんて質問できないと思った方がいいです。どこも即戦力が欲しいし、基礎ができるだけでは任せられる仕事がない、というのが実情です。 ◆専門出てなくてもデザイナーになれる? 正社員、契約社員を希望する場合には基本的に無理だと思います。アルバイトも難しいかな…。どの企業も未経験歓迎ではデザインの基礎が出来ている前提で募集しています。ポートフォリオには30個は作品が必要です。 また、例えばとんぼ、たちきり、のどや表1・2・3・4などの単語の意味わかりますか?とんぼ、のど、たちきりをイラストレーターで設定できますか?アーティストとデザイナーの違いわかりますか?…などデザイナーとしての知っていて当たり前の基礎知識がないと、上司・同僚との話にも入っていけないし、上司もいちいち教えなくてはならないので話にならないです。なので、基本、専門・美大を出ていない人は採用が難しいです。 ◆デザイナーに夢を抱かない方がいい デザインを仕事にする人は、正直、変な人が多いです。デザインをすることが三度の飯より何よりも好きという人が多いです。よりよいものづくりをするために常に勉強してデザインのことを考えてばかりいる人たちです。よいものをつくるためには残業も、徹夜も厭わない人たちばっかりです…。私の上司は休日も好き好んで仕事してます。一日何十時間も座りっぱなしです。そんな人たちだから当然身体を壊すので、日頃から鍛えている人も多いです。私もパーソナルジムで鍛えてます。デザイナーってただデスクワークしているように見えるけど、実際はかなり体育会系です。身体が資本。 ここまでして、デザイナーになりたいですか?(笑)
なるほど:1
>給料が上がらない 正直webなだけだともう売れないので既存のビジネスモデルでやってるようなところだと給料が上がり幅は少ないです。 開発力があって売り方が上手かったり商品力があるところやお得意様が太いところは、多少昇給も見込めると思います。 ただデザインしかできないとなると中々難しいとは思います。 >個人のスキル次第で伸び代がある業界だと思っていましたが、現実はどうなのでしょうか? その認識で合ってはいますが恐らく想定が甘いです。 >美大や専門には通っていないのですが、転職できますでしょうか? 質問者様次第です。 ライバルはきっちりデザインを勉強してきた美大生や専門卒生、既に実務経験がある人たちです。 競うためには最低でもポートフォリオが必要になります。作りっぱの練習用のwebサイトがあるだけだとあまり相手にしてもらえないと思います。
>個人のスキル次第で伸び代がある業界 おっしゃる通りでしょう。 スキルがあればいくらでもいろんな可能性があるでしょうし、スキルがなければブラックな待遇に甘んじるしかない、ただそれだけの話です。 いろいろ愚痴を言う人もいますが、それは単にその人のレベルがそのレベルだからそこにいるだけの話。 皆がみんなそういうわけじゃないですよ。 女性のwebデザイナーの中には結婚し出産しても正社員として仕事を続けている人もいますし、ほぼ在宅っていう人もいます。 ただ、それは会社側が手放したくないと思える人材だから。 役職に就いてるような人材だとそういう自由も効きますが、新人やすぐ替えが効くような人材ではムリ。 質問者さんが望む待遇を手に入れたいのなら、自分がそれに見合うだけの人材になること、これが根本的な基本でしょう。 自分が得たいもから考えるのではなく、自分のレベルでは何が得られるのかを考えた方がよいかと。 美大や専門学校で美術を専門に学んだわけでもない、CPスキルも実践レベルではないという立ち位置をよく認識しましょう。 その上でそれをどこまで上げていけるか、自分を磨けるか、まずはそこから始めた方がよいでしょう。
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