保険料という勘定科目は存在しますのでご安心ください。でも保険料という勘定科目には法定福利費は含まれません。 法定福利費とはひと言でまとめると 「さまざまな福利厚生費のうち従業員を雇用している会社が法律で必ず負担しなければならない福利厚生費」 のことをいいます。 法定福利費 1.社会保険 (1)健康保険料 (2)厚生年金保険料 (3)介護保険料 (4)子供・子育て拠出金 2.労働保険 (5)雇用保険料 (6)労災保険料 写真の問題の資料だけでは保険料が単なる火災保険料なのか法定福利費に属する保険料に該当するのかさえ判断できませんしそもそも法定福利費に属する保険料は「法定福利費」で仕訳られます。 また法定福利費という論点は特に日商簿記においては2級でさらに本格的に学習する論点であり、 日商簿記3級ではおもに仕訳問題において 法定福利費(会社負担の雇用保険料)、社会保険料預り金(従業員負担の雇用保険料)、従業員立替金(従業員負担の雇用保険料)の3つの勘定科目が登場するパターンで出題されることを知っておくと迷いがなくなります。
保険料(支払保険料)という勘定科目はあります。 費用の勘定科目になります。 具体的には、例えば、自社社屋の火災保険料などを想像すればわかりやすいのではないかと思います。 なお、ここでいう「保険料」は一般的に労働保険(労災保険、雇用保険)や社会保険(健康保険、厚生年金保険 etc.)と呼ばれるようなものに係る保険料は含まれないと考えるのが普通でしょう。 ちなみに日商簿記検定の3級及び2級に関して公表されている「商業簿記 標準・許容勘定科目表」においても保険料という科目名が示されています。 【参考URL】 ●商工会議所の検定試験ページ 〔商業簿記 標準・許容勘定科目表〕 https://www.kentei.ne.jp/wp/wp-content/uploads/2021/12/2022_kamoku.pdf
>これって法定福利費じゃないんですか? 違います。 保険料とは、火災保険料や損害保険料などのことです。 法定福利費とは、会社負担の社会保険料などのことです。
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